東日本大震災から3年2カ月。
おそらく、遠く離れた地域では、話題にする事も少なくなってるかもしれませんが、
地元の新聞では毎日、震災関連の専用ページが載っています。
月命日ともなると、特集記事はもちろん、テレビのニュースでも取り上げられています。
政府は原発ゼロの方針から、いつの間にか稼働に向けての動きがあるようで、
あの3月11日の教訓は何だったんだろう?と、温度差を感じずにはいられません。
久しぶりに、仙台唯一の海水浴場の深沼海岸に行ってきました。
「深沼海岸」が終点だったバスは、
今は途中の停留所(=生活が営まれている)までしか運転していないので、車での移動になります。
3年以上が経っているし、自分がどういう感情になるのか?などとは、全然考えずに行ったのですが、
やはり、海岸地域に近付くにつれー、景色が変わって行くのが視界に入るにつれー、
自然と車の進む速度も落ち、私の気持ちも沈み、何とも言えない喪失感がわきました。
「どんなに月日が経とうとも、あの気持ちは変わらないんだ・・・」
そして、ニュースで見るのと現状を見るのとでは、感じ方も全く違うと感じました。
道の左側が海側で防風林だった場所で、
道路右側にはびっしりと家々が立ち並んでいた場所
↓
慰霊塔の周りの様子は、防風林が津波の威力で曲ったそのまま
↓
なぎ倒された防風林がそのままだった事に驚き・・・
↓
前回、行った時は、防潮堤のかさ上げなどは何も始まっておらず、
自由に海側に出入り出来てたけど、今はかさ上げ工事で立ち入り禁止になっています。
(当然、仙台市唯一の海水浴場は閉鎖したまま)
そして、帰り際に仙台市中心部を見てみる(海岸線とは逆方向)とー
↓
この道路の脇沿いには、家々が立ち並んでいたので、遠くの市街地が見えるはずがなかったのです。
こんなに遠くまで見渡せる事に、
前回と同様、何とも言えない虚しい気持ちになってしまいました。
でも、この場所がたくさんの人達の生活の場だった事を
いつまでも忘れずにいようと思います。
東日本大震災の余震は、減少傾向にあるものの、
震度4以上の地震は、震災前の3.4倍もあるそうです。
阪神大震災や新潟中越沖地震の余震は半年くらいでおさまったそうですが、
M9クラスの地震では、M7と比べて、破壊力が1000倍違うとの事。
余震状況は、10年単位のレベルの長期的な見通しが必要らしいです。
防潮堤も破壊されたままなので、津波だけは来ないで欲しい・・・
ご無沙汰しちゃっててごめんね!
東日本大震災がおこるまではごく普通レベルに地震って怖いな~程度だったけど
AYAさんと比べ物にはならないけど怖すぎる体験したことで
以前より敏感にすごく地震が怖くなっちゃった。
東日本大震災の余震ではない?!地震も最近ちょこちょこあるから不安だよ~。
まだ復興したとは言えない状態を目の当たりに当時の恐怖を思い出したり辛い気持ちになりそうだね…。
でも前向きな気持ちをもっていてほしいなって思います。
そうそう、最近はいろいろな所が震源になっているよね。
近くじゃなくても地震情報には敏感になってます。
現地を見ると、やはりいろいろと考えてしまうけれど、
たまには弱音を言いながら、明るいモードに切り替えられるようにと思ってます。
いつも、心配してくれてありがとう