化粧品の成分おたく さえぽんの日記 (2017年7月化粧品成分検定1級【上級スペシャリスト認定】所得しました)

毒判定 1~3 ①★の時天然エキス等CAS有
天然×天然素材合成☆彡
or
天然×石油合成?成分名だけでは不明★①

ラントゥルース 解析結果

2020年07月17日 00時03分52秒 | 美容液 化粧水

主成分はプロパンジオール = 兄弟関係 = プロピレングリコール(PG=表示指定成分)

Cosmetic-Info.jpロゴ

成分解析時の本質他、成分の詳細データの基本はcosmetic-info.jp さんのサイトから抽出しています。

今年に入り編集の仕方に若干の変更があります。

以前から気になっていたCIRレポートのリンクがある成分は、追記してゆきます。

CIRレポートリンクはアメリカやEUでは規制されている成分だと思われます。

但し日本の法律の表示指定成分は、そちらを記載しているのでCIRの表示は記載を省いています。

(恐らくポジティブリストの表示指定成分は100%CIRレポート付きだと思われます)

主剤

*プロパンジオールもCIRレポートリンク付きです。

*加水分解卵殻膜は問題ないと思います。

*PEG-20ソルビタンココエート PEG-12以下は指定成分。表示指定成分から外れますがCIRレポートでは、

PEG-12以下の表示指定成分と同じような扱いのようです。

*ラウリン酸ポリグリセリル-10 も残念ながらCIRレポート付きです。

その他の成分

*ヒアルロン酸以下は1/100以下の配合と思われます。

*エキス抽出媒体はBG CIRレポート有り(下記シートでは記載漏れ)

他CIRレポート付き石油合成成分を含む美容液です。

*植物オイルが多く見られましたが、主に香料の様です。

*セラミドは有効な美容成分です。

但し石油合成値の高いもの、天然合成のもの、両者存在しています。

番号等をそのたび確認しないと判断が付きにくいです。

この美容液で不思議なのは、天然合成のセラミドを2種配合しているのに、

石油合成のセラミドも配合しています。・・・・・・。

配合順的には、お飾り程度の配合だと思われます。

*ヒト遺伝子組換○○

最近よく目にしますが、本質や備考を確認すると・・・・・。

【ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1

本質:本品は、大腸菌 E.coli または酵母の一種 Pichia pastoris によって産生させた単鎖の遺伝子組換ヒトペプチドであり、53個のアミノ酸からなる。出発遺伝子は、上皮成長因子のコードを持ち、ヒト細胞から直接単離されたものである。上皮成長因子は、ジスルフィド結合と糖の両方またはいずれか一方を含む最大で1027個のアミノ酸からなり、固有のアミノ酸配列を持つ。

備考1:2011年3月3日付でINCI「rh-Oligopeptide-1」は、EU化粧品規制付属書II(化粧品配合禁止リスト)に収載されている。

備考2平成27年12月28日付薬生発1228第4号「医薬品の範囲に関する基準の一部改正について」でhEGF(ヒト上皮細胞増殖因子)が「専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト」に追加された。本通知には「化粧品の定義から逸脱しないよう十分留意して配合の可否を判断する必要がある」との注意書きが付記されている。厚労省の意図をはかりかねるものの前例踏襲主義の役所がユビキノン、イオウ、パチョリ油などでの前例を覆すとは思えないので、厚労省に対して「化粧品基準における「医薬品の成分」への該当性について(照会)」を実行すると化粧品基準第2項で規定する「医薬品の成分」に該当するとの回答がでてしまう可能性が高いと思われる。

つまりアメリカでは配合禁止成分。日本では医薬成分として残す方向の様です。

とは言え一般的な商品に比べると強い防腐剤等の表示指定成分は見当たりませんし、アトピーさんでなければ使える人も多いと思います。

{問題は・・・・・広告で美白を謳っていたそうです。

セラミドを配合することで張りを出す期待は出来ます。

美白成分は見当たりませんが・・・・・。}

→美白成分が入っていなくても、透明感が出て白く見える事は多く有ります。

薬事法的には、グレーゾーンだと思われます。


マニアックな解説で失礼いたしました。

お詫び→22のマンニトールは削除してご覧ください。

構成 本質各2P

構成

本質