ドキュメンタリー映画 『犬と猫と人間と』
これは先日、日本のテレビ番組
『人生が変わる1分間の深イイ話』で
紹介されていたものです。
この映画は、ある一人のお婆さんの依頼によって制作されたそうです。
稲葉恵子さん。猫好きのお婆さんは
ご自分の満期を迎えた生命保険金1000万円を使って
『大人にも子供にも、動物を大切におもってもらえるような映画を
自分が生きているうちに作くって欲しい』と
監督の飯田基晴さんにお願いしたそうです。
この映画は
人間達に捨てられた犬や猫。
飼い主が見つからず、小さな部屋に押し込められ、
炭酸ガスをすわされ処分されてしまう犬達。
辛く悲しい思いをしながら、
否応なしに動物達を処分せざる得ない保健所で働く人達。
身勝手な理由で、ペットを捨てていく飼い主。
捨て犬を自分達のお年玉をつぎ込んで世話をする子供達。
里親がみつかり、うれしい気持ちと安心感、反面、犬達と別れる寂しさに
号泣する子供達の姿。
少しでも多くの犬猫達の命を懸命に救おうとしている人々
犬、猫、人間をいろんな角度から撮影してたものです。
人間の身勝手で、殺処分にされる動物達の悲しい現実を
私達人間はもっと重く受け止めなくてはいけないと思います
エゴで大切な命を、失ってはいけないのです。
依頼者の稲葉恵子さんは残念ながら、映画の完成を待たずに
他界されてしまいました。
殺処分にされる動物達の悲しい現実を
この映画を通して、多くの人に知ってもらい、
少しでもこの状況が改善される事を心から願います。
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