ハワイの地元の人に聞いたお話
ハワイにはナウパカと言う花があって、ビーチナウパカとマウンテンナウパカがあるそうでどちらも
花びらが半分なんです 
この花には昔から“引き裂かれてしまった恋人伝説”が残っています
お話は
｛王家の娘ナウパカは、村の若者と恋に落ちますが、身分が違うため結婚を許して貰えず、二人は必ず一緒になろうねと約束しながらも一緒になれなかった二人｝ 説
｛火の神ペレがあるとき若者に恋をします
好きになったこの若者にはちゃんと彼女がいて
そのことを知ったペレは嫉妬し、怒り狂いました。
二人は、ペレの怒りを避けるために、若者は海へ、彼女は山に逃げ
二人は遠く引き裂かれることになってしまった｝ 説
色々な説が残されているそうですが、どの説にも二人が離れ離れになった海と山のそれぞれに小さな白い花が咲いた のがナウパカ と言われています
それぞれの花は一緒になれなかった恋人のように、
今でも半分の花を咲かすことができないと言います
そのことから、この二つの「ナウパカ」の花を合わせて丸い花びらを作ると、
二人の魂が天国で結ばれ、
それを作った恋人達は固く結ばれると言われています
地元で逢ったおばあさんは、「こうやってしてあげてね」と私に２つに合わせた花を見せてくれました
哀しいけれど、人に優しい気持ちを残してくれている素敵な伝説。ハワイでナウパカを見つけたら、一緒になれなかった２人の為にお花を合わせてあげてくださいね
★T★
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