今日の一枚は「今日も 思い出し笑い」さんの愛猫。丸い顔が可愛い猫ちゃんだ。フランスに長く在住されているそうで、フランス語で仕事をしている私とは何かと共通点もありそうだ。私はフランスには一か月単位のホームステイを二度しただけで本格的に住んだことはない。若い頃は憧れたものだが、まあいろいろとご苦労が多いと思う。最も楽しい部分も沢山あるので、日本と比べて一長一短かな。https://blog.goo.ne.jp/junon57
これは獣医さんへ行くためケージに入った猫ちゃんの写真だそうだ。
私は長年、日本企業とフランス企業の間に立って仕事して来たし、今もしているが、いつも日本とフランスの中間ぐらいがちょうど良いと思うのだ。日本人は概して几帳面で何事にも準備万端で臨む一種の完ぺき主義だ。ありがたいが逆に言うと堅苦しい。フランス人は事前に準備することが苦手で、思い付きで行動するところが多く、ルーズな面が多々ある。逆に言うとざっくばらんで良い。またユーモアのセンスのある人が多いので、堅苦しさがないのが利点だ。
来月、フランスの、とある大国営企業の視察団が来日することになっており、その準備をしているところだ。恐らく日本の同じような規模の企業が同じことをする場合、少なくとも半年ぐらい、いやもっと前から準備をすることだろう。それなのに来日一か月半前にしてまだホテルも予約していない状況だ。この人数でしかも4月なんて何かと忙しい時期に、、、。これには呆れたが、まあ私自身のコネがあって何とか宿泊先は確保できた。
日本人の最大の欠点は主体性のなさである。だからマスク一つ外すことができないのだ。「個人の判断」など日本人には長い歴史を見てもできた試しがない。また学習しないことも日本人の致命的な欠点だ。このことはコロナ騒動でより明らかになった。この3年間で何も学ばず、マスク、消毒、ワクチンと愚行を繰り返すだけに終わった。そして今更に軍拡に走ろうとしている。日本人とは学習能力のない国民なのだろうか?戦争から何も学ばなかったが、コロナ騒動からも何も学ばなかったようだ。
フランス人の行き当たりばったりにも困ったもので、何度声を荒げたかわからないが、ただ彼らはハッタリに弱いという欠点を持っている。最初が肝心で、最初にガツンと言うと案外言うことを聞くものだ。但し筋が通ってなければいけない。日本人は筋が通っていなくても感情で左右されてしまうという欠点がある。
日本人は黙って人の心を察するのが美徳とされているが、欧米は違う。何から何まで説明しなければいけない。PRしたもの勝ち、言った者勝ちの傾向が強い。なので就職活動の時の履歴書の書き方が凄い。ちょっとしたことでも最大限に誇張して書くのだが、このため在日フランス企業はリクルートで失敗することが多い。それを心得ている無能な日本人にしてやられるからだ。
日本人とフランス人の働き方の違いについて書きたいのだが、これを書き始めると終わりそうにないので、また別の機会にしようと思う。
先日、日本に住んでいるフランス人の剣道仲間と話した時、「フランスではもうコロナは終わりだ。終わったことはもう終わったことなんだ」と言っていた。日本は違う。医師会と自公が癒着しているため、いつまでも延々と続いている。この辺りの割り切りの良し悪しも日本人とフランス人の違いの一つで、これは人間関係についても言える。一概にどちらが良くて、どちらが悪いとは言えないが、ことコロナに関してはフランス人の考え方が正しいだろう。