キミと一緒に、歩いてゆこう

ミニチュアダックスの千姫(せんひめ)と暮らし、その日々を綴っています。

あわゆき道中続き

2013-02-11 18:31:30 | お出かけ
昨日のあわゆき道中、今日も続きます

高田の町は雁木が長い距離で残っています。
雪国には、雁木がありますか、高田は総延長16kmで一番長いのだそうです。



雁木は、個人のお家や商店の軒を伸ばしたものですが
歩道を軒でカバーしてると思っていましたが
伸ばした軒の下の歩道は、そのお宅の土地なのだそうです。
みんなが歩く場所を確保するのに、個人の土地を提供して
誰でも通れるようにしてるんですって。



家の2階には造り付の梯子が付いています。
2階の屋根を雪を下ろすのに、梯子が滑って落ちないように
始めからくっ付けてあります。



個人のお宅も商店もみんなで協力している町です



雁木の下には、木製の舟と言われる道具が仕舞ってあったりします。
屋根の雪を下に落とすのに、この船を屋根にあげて、先を道路に向けておいて
舟の上に雪を乗せれば、危ない軒先まで行かなくても、
雪を捨てれます。

そんな街を歩きながら、みんなでぞろぞろ


お醤油さんをのぞいたりして、



そして、公開している町家をのぞいたりして、



ここは元鉄工所のお宅だから、手すりが鉄製。
通常は、木製です。

京都の町屋のように奥に長くて
そして吹き抜けの天井が高い

城下町なので、
通りが整っていてその通りの説明を聞いたり、
長くいるのに、初めて聞くことばかりでした。
地元の人と普通に話していると
そんな話にはならないから、楽しかった。
ただ、カメラマンが多くて、恥ずかしかったです。

小学生時代から住んでいれば、社会科見学とか
色々地元を深く知る機会もあるんだろうけど、
大人って、そんな機会がなかなかなくて
まだまだ近いところを探っていかねばと思っています。

瞽女(ごぜ)さんの門付の再現もありました
ごぜは、盲目の女芸能者です。
目の見えない女の人が、三味線や歌を身につけて
各地をまわり、芸能を披露することで自立して生きていました。
ごぜさんは、一年の300日ほどを旅に出て
その時は、村の庄屋さんや名主さんのところに宿を取り
庄屋さんは自分たちよりも立派な布団などを用意したのだそうです。
夜、庄屋さんの屋敷で芸を披露したのだそうです。
村に到着したら、荷物を置いてから、各家を回って短い歌を歌って
やってきたことをごぜさんは村人に知らせました。これが、門付です
その時、各家では、何人で来たか聞くんだそうです
見ればわかるのですが、来た人の人数ではなく、
家で待ってる子供や年寄りの数も入れて
ごぜさんは人数を言います。
そうするとお米をおわんで人数分すくって袋に入れます。
袋がいっぱいになると、庄屋さんの家に持って帰って
お金に換えます。
村人は、後日、庄屋さんのところに行って、
そのお米を買い戻します。
そのお米は食べると頭がよくなると言い伝えられていました。
(ごぜさんのように長い歌を覚える記憶力が持てるように)
村社会が崩壊して、だんだんござさんはいなくなりました。
最後まで残ったのが高田ごぜです。




3人一組に、目の見える人が一人案内について回りました。


杖をついて、後ろの人は、前の人の背なかを触って歩きます。

角巻を着せてもらって、町に出かけていきました。

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おまけ



こたつの横で寝ていたのに、カメラを向けると目が覚める
お夕飯食べると爆睡のままなのに
ごはん前は、いつでもスタンバイです





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