『同じような
音なのに』
・水の滴は
心地よい
ものでもなく
イラっと
神経逆撫でる音に
聞こえるものです
しかしながら
同じ音でも
時計のカチカチは
気にならない
ものです
作家:中谷美咲
『これから』
なぞかけ
・イーブン
「とかけまして」
「なんと解く」
・ヘブン
「その心は」
・どちらにせよ
引きわけと天
これからだ
ガンバレ
落語家:
しらん亭咲
『ツナ缶』
なぞかけ
・組む
「とかけまして」
「なんと解く」
・つな引き
「その心は」
・ ツナには
まぐろ・かつお
ノンオイル
いろいろ
引き合いはどれだ
落語家:
しらん亭咲
『鉛筆』
・生き続ける
むずかしさを
知っている
鉛筆は
芯が強い
がんこもの
まだまだ
期待値は強い
やってくれ
いってくれ
作家:中谷美咲
『月』
・月はだまって
ガャガャと
月を荒らされ
いくら月は
おとなしくても
月の命を守る
悪者退治
それは使命
作家:中谷美咲