筑紫漢方つれづれ日記

福岡県の中西部 筑紫野市と小郡市の境にある漢方薬と自然派化粧品の専門店 漢方四季彩堂のブログです。

四季彩便り完成!

2010年10月30日 | 日記
先日から作成中だった「四季彩便り2010晩秋」号がようやく完成し、昨日みなさんにお送りしました。
おもて面は季節の簡単中医学や身近な薬草の紹介、うら面は以前にもお知らせしたように、父の闘病実録「シリーズ父の認知症」と「旬の薬膳」と題したプチ薬膳料理の紹介です。
ご紹介する薬草は近くの野山で、そして料理はできるだけ自分で作ってみてデジカメに収めたものを載せています。
毎号ためになる情報満載!!…と自画自賛(笑)
創刊したときは、いったいいつまで書き続けられることやら…と思っていましたが、ジャジャーン♪♪ なんと、今回が記念すべき通算30号となりました。
バックナンバーも含め、店頭でも差し上げていますので、どうぞお気軽にお声かけくださいね。

ロコモティブシンドロームって何?

2010年10月25日 | 健康
耳慣れない言葉ですね。
日本整形外科学会によれば、「ロコモティブ」=運動器(筋肉・骨・関節など)症候群といって、運動器の障害や、加齢による運動器の働きの衰えにより、生活の自立度が低下し、要介護になるリスクの高い状態になることを指すのだそうです。
5つの「ロコチェック」は次の通りです。

 □ 片脚立ちで靴下がはけない
 □ 家の中でつまずいたり滑ったりする
 □ 階段を上るのに手すりが必要である
 □ 横断歩道を青信号で渡りきれない
 □ 15分くらい続けて歩けない

さて、チェックの結果はいかがでしたか?

トレーニング法として、1分間の開眼片脚立ちと、深呼吸のペースで軽いスクワットを5~6回繰り返すことを1日3回行うように勧めています。
この「ロコトレ」、太極拳をなさっている方には朝めし前といったところではないでしょうか。
太極拳の奥深さは、身体の健康のみならず精神の安定をもたらし、心と身体のバランスを整えるところにあります。
中国医学では、筋肉・腱・じん帯・関節などは五臓のなかの「肝」に属し、骨は「腎(生命力)」と深く関わっています。
加齢とともに「腎精(生命力の根源)」と身体の若さや弾力・柔軟性を養う「肝」の働きが衰えてきます。
「肝腎要」の言葉のとおり、老化の速度を緩やかにするためには「肝」と「腎」を養うことが大切で、その手段のひとつとして太極拳は役に立つと思います。

私事ですが50代の後半から太極拳を始め、今日、嬉しいことに昇段審査に合格しました!



 

道の駅

2010年10月23日 | 日記
10月16日にオープンしたばかりという「道の駅おおとう桜街道」に行ってみました。
といっても、わざわざ行ったわけではなく、たまたま通りかかったので寄ってみたといったほうが正しいのですが。
福岡県内で14番目の道の駅で、その規模は国内最大級なのだそうです。
道の駅といえばその地域の新鮮な農産物が手に入ることが魅力ですが、それに加えてここは天然温泉施設「さくら館」が併設されていることがさらなる魅力といえるかもしれません。
そして今、「さくら館」の隣にはコスモス畑がひろがり、ちょうど見ごろを迎えていました。
噂の通称「1億円トイレ」も見てきましたよ(笑)
地元の窯元による陶板の壁画は一見の価値ありです。
それにしてもすごい数の人で館内はごった返していました。
オープンからすでに5万人以上の人出だとか。周りはのどかな田園地帯なのにここだけはお祭りのようで、駐車場に入るのも一苦労でした(汗)


四季彩便り

2010年10月20日 | 四季彩便り
2005年7月創刊の当店オリジナル新聞「四季彩便り」は6年目を迎えました。
季節の話題、中国医学の基礎情報、料理などを毎号ご紹介しています。
その紙面で現在「父の認知症」を連載中です。
かなり進行した認知症だった父が、奇跡ともいえる回復をみせた実体験の記録です。
連載は「シリーズ 父の認知症 その10」まで進んでいて、「その11」に取りかかっているところです。
次号をご期待のみなさん、もうしばらくお待ちくださいね。