恩師とのふれあい

４月初旬より、恩師が通院してます。

ある朝突然、電話があり、

「坂井君、足をひねったんだけど診てもらえないかな?」とのこと。

「大丈夫ですよ、いつでもどうぞ。」

簡単に返事したのですが、いざ、午後の診療に来られた時はやっとやっとの足取りで、今にもつっけんのめって倒れそう・・・

(前日、孫と遊んでいて台の上から足を滑らせて転倒したらしい・・その時は歩けたのに、だんだん歩けなくなり、夜中は痛くて寝られなかったとのこと。)

ありゃりゃ。

先生曰く、「坂井君、明日朝一番の新幹線でどうしても外せない用事で東京に行かなきゃならんのや。何とかならんかのぅ。」

そりゃ一大事。

でも、歩けそうにない状態・・・・・

ともかくエコー画像診断


関節内出血かなり・・・

前距腓靭帯損傷はどうもわずかなのが救い。

なんとかなるかな～

でも、プラスチックシーネで固定してしまわないと・・まともに靴は履けない状態。

そして、松葉杖で歩かなきゃ無理。

大丈夫かいな？？？

「何とかして行ってみるわ」

向こうでの日常生活での注意事項をいろいろ指導。

先生に指導なんて・・・まさかこんな立場になろうとは。

きをつけて～。でも心配。
大丈夫かなぁ。

そして翌々日、無事東京より帰還

「いやあ、お蔭さんで。あの日に家族から「松葉杖ついて行くくらいなら行くな!!」って怒られたんだけど、翌朝起きたら、何とか足を着けて歩けるようだったので、よちよちと歩いて行けたんやわ。東京でも駅からタクシーに乗って極力歩かなくていいようにしていたら大丈夫やった。ありがとさん。助かったわ～」
よかったよかった。

でも、やっぱり無理したのは間違いないので、毎日通院を指示。

元気に通っておりますよ。

それがそれが、御年７４歳なのに、回復力の凄いこと!!

まるで顔をかじられたアンパンマンがジャムおじさんに直してもらった如くに・・・・




ちょっと違いましたね＼(-o-)／。


話は現実に戻って。

2Wでシーネ除去できました。１０代並みの改善!!　　現在は簡易包帯での固定のみ。

今じゃ「しゃんしゃん」と歩いております。

治療中の姿、隠し撮り～。


先生、忙しかった肩書をすべて引退され現在、野々市市の文化財保護審議委員と県の特別アドバイザーなるもので、ちょこちょことお仕事されてるそうです。

今じゃ年取ったからのんびりーっと過ごしてるとのこと。

それでも元気いっぱいの恩師でした。

今年の同窓会も、元気に来てもらいましょうね。