その昔、約30年前(1988年)にRolls LoycesのBentleyの中古車を探しにLondonを訪問した。
Londonから車で北東約100km位のケンブリッジに近い所にBentleyのRestration(レストア)を町ぐるみで行っていた。
Bentleyの車は,車体重量を軽減するためにエンジン・ミッション・ボディーにアルミを使用している。
日本での板金工は、霊柩車の板金工とか自動車会社の試験車両の板金工を採用したが、いづれも鉄板をハンマーで叩き出す工法であった。
同一扉(アルミ製)の板金を出来る者が居なかった。最大のネックは、縮めることができなかった事。
この町で板金工法を見学することができた。
シニア1人、童顔の15~16歳の少年との二人がアルミ板を押す、引くの操作でアルミ体をロールの間を往復させる過程でシニアが微妙に前後左右に角度を傾けて行く。約30分で扉の板金を完成した。勿論、購入発注した。
シニアの頭には図面が記憶されていると言う。従って、加工図面無しの作業である。
この町では、Bentleyの年代と品名と型式番号を告げると総ての部品を手作業で製作すると言う。
勿論、部品一点でも受注製作すると言う。
毎年、Bentleyのパレードを開催し、世界各国からBentleyの所有者が手持ちでパレードに参加するとの由。
さて、MANSIONと言う呼称・用語について、英和辞典では、「豪邸、大邸宅」とある。が、実態は豪邸、大邸宅か?
日本では、業界やマスコミがマンションの意味を誤解し安易にマンションと言う用語を報道している。
今住んでいる建屋を「マンション=豪邸・大邸宅」だと錯誤し、賃借者を愚弄したり、近隣の一戸建て所有者を見下したり
卑下する区分所有者が発生している。
・初めて、居住住宅として「マンション」を購入した者は、「豪邸、大邸宅」だと見栄を張るのです。
・正確にはApartment Houseを購入したのである。このことに気づかない愚かな見栄っ張りが多い。
・何故、愚か者かと呼称する理由は、近隣の住民とは異なった目線を備え、
・かつ、町内会で、一戸建てとは異なる豪邸・大邸宅に住んでいると自慢し、
・これを聞かされる隣人の誹り(そしり)を喚起させるからです。愚か者・迷惑居住者です。
そもそも、法務省や旧建設省の事務次官や審議官も昭和35~36年頃、「マンションと言う呼称」に異論を唱える意見が無かったそうです。出典:新しいマンション法 法務省民事局参事官室編 社団法人商事法務研究会 海外の事情・文化を知らない国家公務員であった。当Blogの最後尾に出典を示しますので、ご覧ください。
英国との交流が深い日本(日英同盟)でありながら、英国の歴史・建築とその経緯を知らない国家公務員が多い。海外・国際の文化・産業・教育の実態を知る者が僅少であったのであろう。
国家公務員、特に霞ヶ関勤務者に対する因習を打破すべく自浄化・旧態依然の規範を打破すべくTQCの導入が必須である。
海外の大使館・領事館の勤務者においては、最低の資質・レベル者が多い。
区分所有法に至っては、規定の内容が雑駁で、共有部・共用部である躯体に関する定義・説明もなく、かつ、法律ではない「マンション標準管理規約」をあたかも法律であるかの如き使用するマンション管理センターの意識、それに国家資格と呼称する試験に法律ではない「マンション標準管理規約」から出題するとは、偽装資格者達である。マンション管理士が「マンション標準管理規約」を法律だと公言する異常な実態も露呈する。マンション管理士は正業として稼げない者が多く、他の資格を得る等、事務系・総務系の資質の実態を知れば、この種の人材を根底から削除・廃止すべである。
同様に1級建築士も喰っていけない時勢にあり、分譲集合住宅における修繕工事の専門家だと自称するコンサルタントが多い。コンサルタントとは、欧米ではDoctor,Professer,Consultantsは社会的に信用が高い職業であると言われるが、日本では、仲介料、口銭取り、紹介料、そして。キックバック等、3割以上を中間搾取するのがコンサルタントの業態である。
管理組合は、責任施工業者と直接に取引をするべきです。マンション管理会社も排斥すべく不要である。責任施工業者と取引契約書を締結し、工事品質・納期・妥当な工事金額・寿命保証・有償開始の年月日と有償金額の範囲・限度を明確化して履行すべきです。
そのためには実務を遂行できる役員を輪番制で行う事です。順番制はNG/できない者はできないのです。不当利得に陥る。出来ない者を理事にする制度が失敗する要因です。
欧州(英国・フランス・ドイツ・イタリア・スペイン・ベルギー)、米国等の都市部では、Apartmanent Houseが現存しますし、米国では、自然の中で居住することが中間階層の夢であり、郊外の人気(ひとけ)の無い山中・森林で、一戸建ての木造住宅を建造する。市街地から車で30分も走れば、森林があり、平坦な土地の場合、Condminiumと称する木造3階建て4 bed roomが多く、プールの共同利用、Seculityは元警察官を雇用し、24時間CCD Cameraで監視している。車庫付きは当たり前である。ナイフとフォークのみ持参すれば、その日から生活ができる。家電製品、箪笥類は備え付け・組み込み済みである。生ごみはディスポーザで粉砕排水し、他のゴミは、一括して鉄製の箱に投棄し、ごみ処理場で大勢の人手で分別処理している。流入した他国の労働雇用を担っている。
mansionと呼称するのを廃止し、Apartment House、または、集合住宅と改称すべきです。
集合住宅は、分譲集合住宅と賃貸集合住宅に二分される。
共同住宅と言う呼称があるが、この形態は、下記に示す間取りが共同利用なのです。
玄関:全住戸の下駄箱を配置、トイレ(男女別)、浴室(男女別)、炊事場(竈、コンロ、水道の蛇口・流し、まな板等が全住戸の三分の2を配置)、洗濯場、物干し場。
空襲で住居を消失してしまったのが都会であったから、公団住宅、都営住宅等5階建ての2DK、バス・トイレ付は、高嶺の花で抽選倍率は数千倍もあった時期があった。
<諸悪の根源>
国家公務員旧参事官達は、英国に中世時代の豪邸・大邸宅Mansionが今でも存在していることを知らなかった。
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