マリナ

　　　　　　　　　　　　　　




みんな！事件だ！！


先程、管理人が遭遇したグレイトな事件だ。
マジな話だ。
スゲェキャー!ビックリ!! (*゜ロ゜)ノミ☆(;>_<) バシバシと
思わず普段使わない顔文字まで使ってしまうほどレアな体験だ


長いから皆さん休憩しながら読んで下さい。


8/29になんとなくという理由で会社を休むことにした管理人は
深夜のコンビニに”ハーゲンダッツ”のアイスを買いに行ったのが
始まりだった。



明日会社を休むので引継ぎ事項をコンビニの駐車場にて
同僚に携帯でメールを書いていた時だった。


女「あの～スミマセン！！」


Saifa（管理人）「えっと、年上の女の上司にメール打つのは文面をちゃんとしなきゃな・・」(以下Ｓ」

女「あの～スミマセン！！」

S「えっと、ここで掴みはＯＫの文面で・・・」


女「あの～スミマセン！！」


Ｓ「えっ～オレでっか？」

きっと、その時のオラのリアクションは１９９８年のサッカーＷ杯アジア最終予選のジョホーバルで行なわれたイランＶＳ日本戦で後半に城と交代を命じられた
”ＫＡＺＵ”と同じリアクションを取っていた。
指先を自分に向けてまさかオレなのバリに。



Ｓ［えっ？なんすか」
女「あの・・・ここいらに保育園知りませんか？」

Ｓ「ハァ～！？」　　　ＰＭ11：30

Ｓ「えっ、なんていう保育園ですか？」
女「判らないです。」
Ｓ「・・・・」（ワケありだな。）
女「一回前に来たことがあって・・」
Ｓ「まぁ、近くに２件ほどありますけど」
女「連れていって下さい！！」
女「今、暇ですか？大丈夫ですか？」
Ｓ「あぁ、いいですよ」


といって、とりあえず知っている２件の保育園を案内。
ＰＭ11：30に保育園？　もう閉まっていると思うが
”夜”の人用のサービスもあると思うし
しかし子供を預けているとすると”場所”がわからないというのは


オ・カ・シ・イ・・・。
と思っていたら女は勝手に事情を説明しだした。

女は新宿からはるばると田舎町に”彼氏”に会いに来たという。
前に一度来たのだがタクシーで駅から行ったから
記憶がおぼろげだと申告。

唯一の手がかりが保育園の近くだったとのコト。
それで、ＰＭ3：00からずっと”彼氏の家”ことを探していると申告


どうもこの女性は”重い”系らしい。


２件の保育園を案内するもどうも違うとのコト。ここの景色は見たことない
とのことで。近くのベンチで事情を聞くことに

ここら辺で、もうSaifa辞めときな！と天の啓示を受ける。

しかし、話を聞くと”彼氏”は米軍基地に滞在するアメ公で
来週にも”イラク”に派遣が決まったとのコトで
近く、日本を高飛びする予定だとのコト。（あぁ～もうＯＵＴだよキミそれ）

それで、アメ公の名前は「ロバート」と言うのだが
ロバート君は女に”別れよう”と前日に言ったらしい。
それで、女はいてもたってもいられなくなって不夜城の新宿から
田舎町に今日出撃してきたとの事。
朝から何十回もかけても電話にロバート君はでないらしい。
きっと耳が悪いんだろう。

女の申告によるとロバート君は女に結婚をしようとか言っていたらしい。

そんなんで、大和撫子は陥落してしまうのか？


Ｓ「んで、キミは年齢はいくつなのよ？」

女「１７歳です！！」


あぁ～警察が来たらオラも連行されるじゃん。


Ｓ「き、キミ帰ったほうがエエんじゃない？」
女「いや、電車もないし。今日は絶対話しをつけに来たから帰らない」
Ｓ「今日はいないかも知れないんでしょ？場所もワカランのだろ？」
女「でも、電車ないし」
Ｓ「おっしゃ、オジサンが別の路線で帰れるか調べたる。」
Ｓ「渋谷行きがまだあるで？」
女「いや、今日は絶対帰らない」

どっちにしろ帰らないじゃねぇか？


Ｓ「じゃぁどうするの？」
女「後はセブンイレブンの近くとか？」
Ｓ「それじゃ、ワカラヘンわ～。」
女「お願いしますぅ。ホントマジでお願い。チャリだけ貸してくれてもいいし？」
Ｓ「わぁ～たよ。セブンいったらオラ帰るよ」


とセブンに移動中にいろいろ”彼氏”？の話を聞いた。
彼はとても浮気をするようなタイプでもないし
マジメで嘘をつかないと。

アタシは嘘をついてるとか浮気しているとかすぐわかるといったので
Ｓ「オレはどう？」と聞いてみた。

Girl's answer

女「彼女とかを現在探してそう・・。」



この女殺ってイイデスカ？


親は心配しとらん？と聞いても親は放置プレーなので大丈夫との事。
親父はやくざでどうのこうのとか言っていたが、
所詮、ガキの戯言なので聞き流していたので覚えていないが
女の話をまとめるとロバート君を100％信じているとの事だが


とりあえず、イラクに派遣が決まり”別れよう”と言われ
急なことで上手く事態を飲み込めず
田舎町に乗り込んだものの肝心のロバート君の住所がわからず
右往左往していたというものなんだが

だからと言って、彼の家に言って居なかったらどうするの？と聞くも
ずっと、彼が帰ってくるまで玄関の前に居るとの事。

この年頃はそうなのか？この女が危険なのか？


そう考えながら歩いていると、セブンイレブンに到着すると
ここの景色は見たことあると言って「あっちかも？」と
言って歩き出す。

１７歳のオナゴを一人でフラフラさせるのも忍びないので
しょうがないのでもう少したってアカンかったら警察に突き出そうと考えていた。

彼の家は”外国風”で潰れた車が家の前に放置してあるとの事。


そんな家ねぇよ！と思いながら２０分ぐらい歩くと


Ｓ・女「あ～～～～！？」


ビンゴだよ、あっちゃったよ。
ロバート君の家。


外国風かどうかワカランが潰れた車が家の前にあって周囲とはちょっと違う家が
すると女は何を思ったか凄まじい勢いで玄関にダッシュして
ドアを叩きだして

女「ろばーと出て来い～～～！！」　ドンドン　ドンドン　

と叫びだしたのである！

Ｓ「ひやぁ～、ちょっと待てぃ　周囲の家に通報されるゾ！！」

女「ろ・ば・ぁ・と～～～～～～！！！！」

女は止まらない。
その時、オラの頭の中でこの今の現場に相応しいＢＧＭは↓だと思った。




まさに修羅場だ。オレはちょっと遠くからその模様を見ているのだが
女「ロバート！出てきなさいって！！」
女は止まらない。
現場から立ち去ろうとすると、ドアを叩きながら「ロバート」と叫び狂う女が
女「あなたは帰っちゃダメ～！」
隙のない女だ。べジータかと思ったぜbaby~
女「ロバート！ロバート！ロバート！　あんた帰っちゃダメ」

もう女はロバート×3かあんたは帰っちゃダメとしか言わない生物と化した。


恐ろしい。女は追い詰められると見境なくなるのだな。オレははっきりと目に焼き付けたぜ。

このままだと通報は間違いなくされる程の騒動だったので
女に近づき「朝まで静かに待っているか今日は帰れ」と告げるも聞く耳持たない。

女、曰く「ロバートは一回寝たら起きないとの事」
んで、オレが「ロバートが家に居て今出てきたら俺はどうすんだい？」と言うと
お世話になった人と説明するとの事。


そういうことじゃねぇぜ！お嬢さん

きっと、女＋オレ＋ロバートと三人揃ったらそれはそれで
新しい修羅場の始まりだと説明して。

静かにしてまっているんだよと言って管理人は去ったのである
（17歳の子を置いていくのもアレだが・・・）

とぼとぼと帰るのを尻目に、遠くから”また”叫び声が聞こえてきた


女「ロバート！ロバート！ロバート！！！！」


暫くの間、ロバートが頭から離れそうにない・・・・。ＰＭ1：30

女の名はマリナと言う・・・・。




追記
マリナには自分の名前も一切教えなかった・・・。
アドレスを教えて！お礼を今度したいとも言われたが
１００万ドルの爽やかな笑顔で結構です。と言って管理人は風の様に去った・・・。


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