１２月２０日 国内社会・海外・政治・経済のできごと

大雪、国道で立ち往生続く＝陸自に災害派遣要請－新潟（時事通信）◆記録的な大雪の影響で、新潟県では２０日、柏崎市や長岡市などの国道で車の立ち往生や渋滞が続いた　県は同日朝、陸上自衛隊に災害派遣を要請した

大雪で２人死亡、５人重軽傷＝国道の立ち往生続く－新潟（時事通信）◆記録的な大雪の影響で、新潟県などは２０日、県内で２人が死亡、５人の重軽傷者が出たと発表した　長岡市や小千谷市の国道１７号で発生した立ち往生は同日夜も解消のめどが立っていない


国内感染、新たに１８万９９５０人＝岩手、島根、愛媛で最多更新－新型コロナ（時事通信）
◆新型コロナウイルスの感染者は２０日、国内で新たに１８万９９５０人が確認され、１日当たりの新規感染者は前週の火曜日から約１万人増加した　新たな死者は３３９人　重症者は４９３人で前日から１７人増えた
◆新規感染者の都道府県別では、東京が２万５１３人で最も多く、愛知（１万４５６７人）、大阪（１万２０６８人）、神奈川（１万７３０人）、埼玉（１万６２４人）と続いた　岩手、島根、愛媛では過去最多を更新した


「金具折れてショート」　４時間半遅れの新幹線停電、ＪＲ東海が見解（朝日新聞）◆東海道新幹線の豊橋－名古屋間で１８日昼に停電が起き、列車が最大４時間半遅れて約１１万人に影響が出たトラブルで、ＪＲ東海は２０日、架線の金具が折れてショートし、架線が切れたことで停電に至った可能性が高いと発表した


「事実把握し対応を検討」加藤厚労相　北海道の障害者施設不妊処置（朝日新聞）
◆北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」が運営するグループホームで、知的障害がある利用者の男女が結婚や同居を望んだ場合に不妊処置を提示していた問題について、加藤勝信厚生労働相は２０日の閣議後会見で、「事実関係の把握を行い、どう対応をとるべきか検討したい」と述べた


渋谷区が美竹公園で行政代執行　路上生活者の荷物を強制撤去（毎日新聞）◆東京都渋谷区は２０日、再開発事業の準備のため、区立美竹公園（同区渋谷１）に残っている路上生活者の荷物を行政代執行により強制的に撤去する手続きをとった


妻を窒息死させた疑いの長野県議、殺人罪で起訴…アリバイ主張し容疑否認（読売新聞）◆長野県塩尻市で昨年９月、妻を殺害したとして、長野地検は２０日、県議の　容疑者（４８）を殺人罪で長野地裁に起訴した　地検は認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、逮捕後一貫して事件への関与を否認していると

差別助長の「いいね」禁止　三重県議会が政治倫理条例改正（朝日新聞）◆議員の人権侵害行為を禁じる政治倫理条例の改正案が２０日、三重県議会の本会議で出席議員の全会一致で可決、成立した　侵害行為を助長するＳＮＳの「いいね」なども規制の対象になる


吉村知事、再選出馬表明　公約は「高校授業料完全無償化」　大阪市議会単独過半数未達で代表辞任（産経新聞）
◆任期満了に伴う来年４月９日投開票の大阪府知事選について、現職の吉村洋文知事（４７）＝地域政党「大阪維新の会」代表＝が２０日、再選を目指して立候補する意向を表明した。大阪市内で開かれた党の会合で「大阪をさらに前に進めたい」と述べ、選挙公約の柱として府内の高校授業料完全無償化を掲げた

辞める可能性「ゼロではない」　大阪トリプル戦に向けて堺市長が含み（朝日新聞）
◆来年６月４日投開票が決まった堺市長選について、永藤英機市長は２０日の定例記者会見で、自らの去就について「（辞める）可能性はゼロではない」と含みを持たせた
◆永藤氏が来春の統一地方選前に市長職から退いた場合、統一選前半に行われる大阪府知事選、大阪市長選と同日の「トリプル選」となりうることから、永藤氏の判断に注目が集まっていた

酒気帯び状態で車両基地内の列車を運転　構内運転士の男性が計８回（朝日新聞）◆ＪＲ西日本は２０日、京都府向日市の吹田総合車両所京都支所（車両基地）で、「構内運転士」が酒気を帯びた状態で列車を運転していた、と発表した　少なくとも、２０２１年１１月から今年１２月までの間、計８回、同様の状態で業務をしていたと

美浜原発、運転差し止め却下＝「４０年超」で唯一稼働－重大事故の危険性認めず・大阪地裁（時事通信）◆運転開始から４０年を超えて全国で唯一稼働中の関西電力美浜原発３号機（福井県美浜町）は安全性が不十分だとして、福井、滋賀、京都３府県の住民９人が運転差し止めを求めた仮処分申請で、大阪地裁は２０日、却下する決定を出した


自転車のヘルメット着用、全利用者の「努力義務」に…来年４月から（読売新聞）◆警察庁は２０日、自転車に乗る際のヘルメット着用を努力義務とする改正道路交通法が来年４月に施行されると発表した　転倒などの事故で頭部損傷が目立つため、今年４月に成立した改正道交法に盛り込まれた


最年少小学生棋士、藤田怜央初段　白星再びお預け　公式戦２戦目（毎日新聞）
◆今年９月に囲碁のプロ棋士になった小学３年の藤田怜央初段（９）は２０日、大阪市中央区の関西棋院で高津昌昭二段（３６）と第４８期棋聖戦の予選トーナメント１回戦を打ち、１６５手で敗れた　黒星スタートとなった１０月のデビュー戦に続く公式戦２戦目だったが、プロ初勝利は３戦目以降に持ち越しとなった


学習院大３年の愛子さま、初めてキャンパスで対面授業を受けられる（読売新聞）◆天皇、皇后両陛下の長女で学習院大３年の愛子さま（２１）は２０日、東京・目白の同大キャンパスで初めて対面授業を受けられた


３月までの降雪、平年並みか多い＝１月は気温低めか－気象庁（時事通信）
◆気象庁は２０日、来年１～３月の３カ月予報を発表した　期間の前半は寒気の影響を受けやすく、北日本（北海道と東北）から西日本の日本海側では、降雪量が平年並みか多くなる見込み
◆平均気温は１月が全国的に平年並みか低い　２月も沖縄・奄美は平年並みか低いが、北・東・西日本はほぼ平年並み　３月は北日本で平年並みか高く、東日本以西は平年並みと

体罰事件「風化させない」　大阪・桜宮高で追悼集会　発生から１０年（毎日新聞）◆２０１２年１２月に大阪市立（現在は大阪府立）桜宮高校でバスケットボール部主将の男子生徒（当時１７歳）が男性顧問（当時）からの体罰を苦に自殺した事件から１０年となるのを前に、同校で２０日、追悼集会が開かれた

「事件解決」だるま、警視庁捜査１課が今年も返納　テレビドラマが縁（毎日新聞）◆１９日　警視庁捜査１課の捜査員が１９日、前橋市役所を訪れ、今年解決した特別捜査本部事件などの重大事件名を書き込んだ「だるま」を返納した／１９６０年代に警視庁が舞台となったテレビドラマ「七人の刑事」でだるまが取り上げられた縁で、毎年１月に市がだるまを贈っている

東西の本願寺で恒例のすす払い　１年間のほこり払って迎春準備整える（朝日新聞）🧹◆京都市下京区の西本願寺と東本願寺で２０日朝、１年間にたまったほこりを払う年末恒例の「すす払い」があった　室町時代の浄土真宗中興の祖・蓮如の頃から５００年余り続くとされる伝統行事で、門信徒や僧侶ら約３５０人が集まり、新年を迎える準備を整えた

エル・グレコ、モネ　そっときれいに　倉敷・大原美術館で大掃除（毎日新聞）
◆１９日　岡山県倉敷市の美観地区にある大原美術館で１９日、年末恒例の大掃除が始まった／本館では、館のコレクションの中でも特に著名なエル・グレコの「受胎告知」や、モネの「睡蓮」、ゴーギャンの「かぐわしき大地」など名作の表面を覆っている透明のアクリル板を慎重に拭き、額縁に付着したほこりをはけで落とすなどした

長渕剛さん、病院にヒマワリ壁画描く　「君のためにずっと咲くよ」（毎日新聞）◆鹿児島市出身のシンガー・ソングライター、長渕剛さん（６６）が、同市の「与次郎米盛クリニック」の壁にヒマワリなどを３日間かけて描き、２０日に公開した


軍事演習継続へ＝「キーウ再侵攻」で心理戦－ロシア・ベラルーシ首脳（時事通信）◆ベラルーシを訪れたロシアのプーチン大統領は１９日、首都ミンスクでルカシェンコ大統領と会談し、ウクライナ侵攻や北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）との対立を背景に「今後も合同軍事演習を続ける」ことで一致した　共同記者会見でプーチン氏が明らかにした


中国のコロナ関連死、１００万人の可能性も　今後数カ月で　英科学誌（毎日新聞）◆新型コロナウイルスの感染が拡大する中国で、今後数カ月から来年末までの間に１００万人前後のコロナ関連死が出る可能性があると英科学誌「ネイチャー」（電子版）が１９日、複数の研究を引用して報じた

タイ艦船の３０人が救命胴衣なし　沈没から２日、５人死亡１人救助（朝日新聞）◆タイ海軍は２０日、タイ湾で１８日夜に沈没した海軍の艦船「ＨＴＭＳスコタイ」の乗員５人の遺体を発見し、１人を救助したと記者会見で発表した／沈没時にスコタイには１０５人の乗員がいたが、救命胴衣が足りず３０人に救命胴衣がなかったと海軍は明らかにした


「トランプ氏、４罪で訴追を」　米議事堂襲撃、特別委が司法省に勧告（朝日新聞）◆２０２１年１月に起きた米連邦議会議事堂襲撃事件を調査してきた米議会下院の特別委員会は１９日、トランプ前大統領を四つの罪で刑事訴追するように米司法省に勧告した

トランプ氏を刑事告発へ　議会襲撃で「反乱扇動」　米下院特別委（毎日新聞）◆２０２１年１月の米連邦議会襲撃事件を調査する下院特別委員会は１９日、共和党のトランプ前大統領を反乱の扇動・ほう助などの容疑で刑事告発する方針を決めた


ＥＵ、国境炭素税を導入　２３年１０月から、鉄鋼やセメントなど対象（毎日新聞）◆欧州連合（ＥＵ）の行政執行機関である欧州委員会は１９日、環境規制の緩い国からの輸入品に事実上の関税をかける「国境炭素調整措置（国境炭素税）」を２０２３年１０月に導入すると発表した／欧州委員会によると、当面の対象は鉄鋼、セメント、肥料、アルミニウム、電力、水素など

ＥＵ、ガス上限価格でようやく合意　エネルギー危機で結束（産経新聞）◆欧州連合（ＥＵ）は１９日、エネルギー担当閣僚による理事会で、天然ガスの取引に上限価格を設けることで合意した


小惑星リュウグウ、宇宙風化で脱水していた　ＪＡＸＡなど試料分析（産経新聞）
◆探査機はやぶさ２が地球に持ち帰った砂状の試料を分析した結果、小惑星リュウグウの表面では、太陽風照射や微小な隕石の衝突で「宇宙風化」が生じ、その際の熱で水が失われる脱水現象が起きていたことが分かったと、ＪＡＸＡや京都大などの研究チームが２０日、英専門誌で発表した


日銀の利上げ方針、「物価安定目標の実現目指すもの」　松野官房長官（朝日新聞）◆松野博一官房長官は２０日午後の会見で、日本銀行が事実上の利上げ方針を決めたことに、「物価安定目標の実現をめざすものと受け止めている」と述べた

明治から続く紙の官報を廃止へ、河野デジタル相が表明…電子版の正本化「利便性が高まる」（読売新聞）◆河野デジタル相は２０日の閣議後記者会見で、紙版の官報を将来的に廃止する考えを表明した／河野氏は「利便性が高まる」と述べ、新法について「画期的な新しい法律になる」と強調した

反撃能力、「特定国や地域は念頭に置かず」　浜田防衛相（毎日新聞）◆浜田靖一防衛相は２０日の記者会見で、日本が相手国内のミサイル発射拠点などをたたく反撃能力（敵基地攻撃能力）を保有することについて「特定国や地域を念頭に置いたものではない」と述べた　１８０４

「必要な対応取る」加藤厚労相　旧統一教会の養子縁組、再回答受け（朝日新聞）◆世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の信者間の養子縁組をめぐり、加藤勝信厚生労働相は２０日の閣議後会見で、厚労省が教団側に出した２回目の質問書への回答について、「現在、回答内容を精査している。精査の結果に基づいて必要な対応をとっていきたい」と述べた


衆院選候補、２３日に第１弾＝比例復活続けば慎重検討－自民（時事通信）◆自民党の森山裕選対委員長は２０日の役員会で、衆院小選挙区の「１０増１０減」に伴う候補者選考について、「調整がつく選挙区は２３日に支部長を選任したい」と表明した

中国警察海外派出所でＮＳＳ幹部「証拠把握しないといけない」（産経新聞）
◆１９日　自民党の議員グループ「日本の尊厳と国益を護る会」は１９日、中国警察が「海外派出所」を日本を含む国外に展開している問題を巡り、会合を開いた／会合に出席した国家安全保障局（ＮＳＳ）幹部は、「（日本国内で）逮捕・拘禁など、公権力行使に近い行動がないか、証拠を把握しないといけない」と述べ、実態把握に取り組む考えを示した


立民、反撃能力の全否定せず＝専守防衛に照らし判断（時事通信）◆立憲民主党は２０日の「次の内閣」（ネクスト・キャビネット）で、安全保障政策に関する「外交・安全保障戦略の方向性」をまとめた　焦点だった敵のミサイル基地などをたたく「反撃能力」（敵基地攻撃能力）保有は全否定せず、専守防衛に照らして判断する方針を示した


故郷変容に２５０万円賠償…福島第一原発事故、原賠審が新たな指針（読売新聞）◆東京電力福島第一原発事故に伴う賠償基準となる「中間指針」の見直しを進めてきた国の原子力損害賠償紛争審査会（原賠審）は２０日、賠償の対象を大幅に拡大した新たな指針をまとめた

航空宇宙自衛隊、「名は体を表す」　空自トップが改称を説明（毎日新聞）◆航空自衛隊を「航空宇宙自衛隊」に改称する方針が安全保障関連３文書に明記されたことについて、空自トップの井筒俊司・航空幕僚長は２０日の定例記者会見で「『名は体を表す』という観点から、改称が適切と判断された。宇宙作戦は航空作戦と並ぶ重要な任務となる」と述べた

こども家庭庁、４３０人体制で始動へ　「成育局」「支援局」を設置（産経新聞）◆首相の直轄機関で、政府の子供政策の司令塔機能を担う「こども家庭庁」が来年４月に４３０人規模で発足することが２０日、分かった／企画立案や総合調整機能を担う長官官房のほか、子供の課題解決に対応する「こども成育局」「こども支援局」の２局体制と

マイナポイント期限延長　カード申請来年２月末まで（産経新聞）◆松本剛明総務相は２０日の閣議後会見で、マイナンバーカード取得者を対象とした「マイナポイント第２弾」の期限を変更すると発表した　今月末としていたカードの取得申請は２カ月延ばし、来年２月末まで

今年の出生数、初めて８０万人割れの見通し…コロナ禍で婚姻件数が激減（読売新聞）
◆厚生労働省は２０日、１０月の人口動態統計速報を発表した。今年１～１０月の出生数は６６万９８７１人となり、前年同期比で３万３８２７人（４・８％）少なかった　この傾向が続けば、今年の年間出生数は、過去最少だった昨年の８１万１６２２人（確定数）を下回り、統計開始以来、初めて８０万人を割り込む公算が大きくなった


河野デジタル相、視覚障害者の歩行支援システム「めぶくＥＹＥ」体験…目隠し・白杖で買い物（読売新聞）◆河野デジタル相は２０日、視覚障害者の歩行サポートシステム「めぶくＥＹＥ（アイ）」を体験した


長期金利上限０．５％＝日銀、大規模緩和を修正－事実上の利上げ、総裁は否定（時事通信）
◆日銀は２０日の金融政策決定会合で、現在の大規模な金融緩和策を一部修正し、長期金利の上昇を認める上限を従来の０．２５％から０．５％に引き上げた　事実上の利上げと同じ効果を持つ
◆今回の修正について黒田東彦総裁は会合後の記者会見で「利上げではない」と述べ、「金融緩和の持続性を高めることで物価安定の目標の実現を目指していく」と狙いを説明した


携帯４社、５Ｇ基地局のオープン化へ検証施設開所式　基地局市場の低廉化に期待（産経新聞）◆ＮＴＴドコモなど携帯大手４社とＹＲＰ研究開発推進協会（神奈川県横須賀市）は２０日、第５世代（５Ｇ）移動通信システムの基地局の「オープン化」に向けた検証を行う施設「ＪＡＰＡＮ　ＯＴＩＣ（オーティック）」の開所式を開催した

東電ＨＤ社長、家庭向け電気料金の値上げ表明　時期などは減給せず（毎日新聞）◆東京電力ホールディングス（ＨＤ）の小早川智明社長は２０日、家庭向け電気料金について、「（国に）申請する方向で対応せざるをえない」として値上げする意向を表明した／想定する値上げ時期や値上げ幅は言及しなかった


生活基盤「変容」に２５０万円＝原発事故賠償の新基準－政府審査会（時事通信）◆東京電力福島第１原発事故を巡り、文部科学省の原子力損害賠償紛争審査会（会長・内田貴東大名誉教授）は２０日、国の賠償基準である「中間指針」の見直しを決めた

来年の「周年企業」は約１４万社　帝国データ調べ　大成建設は１５０周年、日本電産やヤマダＨＤは５０周年（産経新聞）◆令和５年に創業や設立からの節目を迎える「周年企業」が全国で１４万２９１９社に上ることが帝国データバンクの調べで２０日、分かった

ＮＹダウ終値、前週末比１６２ドル安の３万２７５７ドル…利上げ長期化と景気後退懸念（読売新聞）

東京円３円２５銭高、１ドル＝１３２円５８～６１銭（読売新聞）

日経平均終値、６６９円安の２万６５６８円…約２か月ぶりの安値水準（読売新聞）