オウム真理教元信者・高橋克也被告(56)の裁判員裁判で、東京地裁は23日、地下鉄サリン事件で散布役だった元幹部・豊田亨死刑囚(47)の証人尋問を行った。
収容先の東京拘置所(東京都葛飾区)に裁判員らが出向き、非公開の「出張尋問」の形で実施した。豊田死刑囚の健康面を考慮したとみられる。
豊田死刑囚は事件当日、高橋被告が運転する車で駅に行き、日比谷線内にサリンをまいた。高橋被告は事前にサリン散布の認識はなかったと主張しており、尋問では送迎中の会話などについて聞いたとみられる。
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