25日の東京株式市場は、利益確定売りが優勢で日経平均株価(225種)は6営業日ぶりに下落した。
終値は前日比18円28銭安の1万8585円20銭。東証株価指数(TOPIX)は0・66ポイント安の1507・62。出来高は約22億1200万株だった。
アジアの主要国が加わる東アジア地域包括的経済連携(RCEP)交渉で、参加16カ国が関税をなくす品目の割合を示す貿易自由化率の共通目標の設定を断念していたことが25日、分かった。複数の交渉筋が明らかにした。
国内産業保護を理由に低水準に抑えたいインドや中国、韓国と、日本など残りの国々との差が埋まらなかった。参加国は、相手国に応じて水準に差をつけることを容認する方向だが、市場開放への意欲にばらつきがあり合意の見通しは立たない。目標とする年内の妥結は厳しさを増してきた。
16カ国は4月に閣僚会合の開催を予定している。
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