
先月の頭の3日間、FFFが行っているフライキャスティングインストラクター試験が行われました。
FFF(Federation of Fly Fishers)は40年以上の歴史があるアメリカを本拠地に発祥した
資源の保全、環境の回復、そして教育を通じてフライフィッシングの振興をめざす非営利団体だそうです。
その活動のひとつに『フライキャスティングインストラクター認定プログラム』があり、
FFFのHPによると、
FFF設立の目的とした項目のいくつかを推し進める形で『フライキャスティングインストラクター認定プログラム』を立ち上げ、このプログラムは著名なフライフィッシャー、すなわち
レフティ・ークレイ、メル・クリーガー、ジム・グリーン、デイブ・フィットロック、ジョアン・ウルフ、
レオン・チャンドラー、スティーブ・レイジェフ
などの尽力で立ち上がり、現代的な教育学のインプットを活用し、なにより『生徒本位のティーチング』の出来るインストラクターの養育を目指したもの。だそうです。
このプログラム、つまりフライキャスティングインストラクター試験は2008年より日本国内
でも年1回のペースで行われ始めました。
試験は、
シングルハンドMCI(CIの資格を有する者のみ受験可能)
シングルハンドCI
ダブルハンドTHCI
の3つカテゴリーあり、最難関のMCIは日本で5人しかその資格を有していません。
今年はCIの試験のみ行われまして、私はこのCI試験に挑戦しました。
この試験の内容は筆記試験、実技試験、実技を伴う口頭試験があり、フライキャスティングの基礎となる理論を充分理解し、それを実践出来る実技が伴わないと落第です。
また、インストラクターの試験ですので、生徒さんに教える立場での視点も大切です。
私は去年、練習不足といくつかの失敗があり、見事落第!!
今年は充分に練習し、キャスティングの理論も再度勉強して試験に臨みました。
試験当日は、日本で試験を開催して一番の強風だったという、バットコンディション・・・。
ロッドが風で押されるような強風だったので、自分でもヤバイ!という失敗が!!
しかし、その失敗は風のせいにしたおかげで?? 合格することが出来ました。
今年は22名受験し、9名が合格だったそうで、その9名の中に入れて良かったです!
そして昨日、FFF本部からCIインストラクターとしての免状が届きました。
11月26~27日には関西在住のCIインストラクターさん達主催のフライキャスティング合宿
が開催され、私も参加する予定です。どうも関東圏からの参加は私だけらしいのですが・・・
来年、試験を受けようと思う方、フライフィッシング(キャスティング)に興味がある方、
上記合宿に関してはコチラの事務局へお問い合わせ下さい。
フライフィッシング初心者の方でキャスティングに悩まれている方、お気軽にご相談ください。
因みに、平日AM6時~8時であれば浦安高洲海浜公園にて一緒に練習可能です(笑)
イクシーク最新の超高弾性フライロッドの試し振りもOKですよ!