おてんば魔女の修行日記

ペルテス病の娘。魔女の修行だと、2ヶ月の入院、装具と車椅子の生活。そんな中、リハビリのプールで水泳と出逢う。母の日記も…

コンチの紙芝居

2018年01月27日 | 仕事
今週の仕事も、嬉しいことで、いっぱいだった。

その中でも、印象に残っていること。

「帰りたくない!」

と、ぐずっていたRくんが、くみ先生と帰るとわかったとたん、

「ほんなら、帰る!」

と、けろっとしたこと。

Iくんと、寒い公園で遊んで、救急車を見つけて、手をつないで、眺めたこと。

そのときに、前にぐずったとき、抱っこして歩いたことを覚えていてくれて、自動販売機のボタンや、駐車場のボタンを押したいといって、また押したこと。

それから、YUくんに、紙芝居を読んであげたときのこと。

子ぎつねコンチが、拾った石っころと棒をおかあさんにあげると、おかあさんが喜んでくれる話なのだが、

YUくんに、

「この前、公園に行ったときのどんぐり、ママにあげた?」

と訊くと、少し残念そうな顔。

ところが、帰るときに、ジャンパーのポケットの中を、くみ先生がさぐると、どんぐりがひとつ残っていた。

「あったよ!」

YUくんに、見せると、パッと顔が輝く。

ママに、あげるという。

帰ったとき、お母さんに紙芝居の説明をして、YUくんから、どんぐりを受け取ってもらった。

「ありがとう!」

お母さんも、喜んでいらした。

次の日も又、YUくんが、コンチの紙芝居をして欲しいという。

YUくんのお気に入りの紙芝居になったようだ。

ところが、その日はもう、どんぐりがない。

残念そうなYUくんに、くみ先生、前に拾って、冷凍保存しておいたどんぐりをひとつ、出してきた。

「これ、あげるね」

YUくん、すいすいと、お帰りの支度をしてくれた。

大雪の中、YUくんを車で送って行く。

話しながら・・・。

家に着いて、また、お母さんに、どんぐりをあげるYUくん。

照れくさそうに・・・。

そのとき、お母さんが、

「そうそう。くみ先生にお話しようねと言ったら、今まで飲めなかった粉薬が飲めたんです!」

と。

嬉しい。

YUくんを抱きしめて、

「すごい! すごい! がんばったね!」

ほんとうに、YUくんは、がんばっていて、苦手だった果物にもどんどん挑戦しているし、トイレトレーニングの成功、お片付けも、ちゃんとしてくれる。

そうそう。

きのうは、Yちゃんの歯医者にも行った。

きのうは、歯を磨いてもらいながらも笑顔。

「次は、ういーんも、がんばろな? がんばれる人~?」

と、訊くと、

「はーい」

と、手をあげてくれた。

まだ無理なので、次も歯ブラシだが、少しずつ、誘導していっている。

奥歯も治せるようになればいいな。

今週も、詩吟も、がんばった。

先生やみなさんに、ほめてもらった。

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