スマラブ第3回 稲垣さん選曲「糸」(2)

2016年6月13日SMAP×SMAP〔スマスマ〕のスマラブ(SMAP LOVES...)のコーナーより






稲垣　吾郎Select
糸
中島みゆき(作詞・作曲)







稲)　なぜ　めぐり逢うのかを



稲)　私たちは　なにも



稲)　知らない



稲)　いつ　めぐり逢うのかを



稲)　私たちは　いつも知らない



稲)　どこにいたの



稲)　生きてきたの



稲)　遠い空の下



稲)　ふたつの



稲)　物語





縦の糸は



あなた



横の糸は私



中)　織りなす布は



中)　いつか誰かを



中)　暖めうるかも



中)　しれない







♪



♪





香)　なぜ　生きてゆくのかを



香)　迷った日の跡の



香)　ささくれ



草)　夢追いかけ走って



草)　ころんだ日の跡の



草)　ささくれ



木)　こんな糸が　なんになるの


木)　心許なくて



木)　ふるえてた



木)　風の中






縦の糸はあなた



横の糸は私



織りなす布は



いつか誰かの



傷をかばうかも



しれない






縦の糸はあなた　横の糸は私



逢うべき糸に　出逢えることを



稲)　人は　仕合わせと



稲)　呼びます





♪



♪



♪















【プチメモ】(漢字文化資料館参照)


★「幸せ」と「仕合わせ」の違いについて


「しあわせ」

語源は「し合わす」。

「し」は動詞「する」の連用形。

何か２つの動作などが「合う」こと≒「めぐり合わせ」。


自分が置かれている状況に、たまたま、別の状況が重なって生じること。

昔は、いい意味にも悪い意味にも用いた。

偶然めぐり合った、よい運命も悪い運命も、「しあわせ」だった。



今は、偶然性の名残で、たまたま訪れてきてくれたハッピーな状況のことを

表したいときには、「仕合わせ」と書くのが好まれる。




一方、「幸せ」というと、「幸」の甲骨文字が「手かせ」の象形である。

一番多い解釈は、手錠を書くことによって逆に手錠から逃れられるという

「幸せ」を表したのだ、というもの。