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世にも奇妙な物語 SMAPの特別編(草なぎ君)16/11/26

2016-11-29 22:07:33 | ドラマ・映画(草なぎくん)

2016年11月26日に、関西地方で再放送された番組です☆

番組サイトのあらすじと、間隔をあけて、ネタバレありの感想を書いてます☆

SMAPファンであるということを前提で、お読みください。 

 

世にも奇妙な物語 SMAPの特別編(2001.1.1)

http://www.fujitv.co.jp/kimyo/200101-200105.html

上の公式サイトでも、あらすじが読めます。

今回は、関西テレビに載っていた番組情報が詳しかったので、そちらを載せます。

 

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≪13番目の客≫
SMAPの特別編で、2番目の作品


【出演者】草なぎ剛 ・ 大杉蓮 ほか

【スタッフ】脚本:深谷仁一・落合正幸 演出:落合正幸

【あらすじ】

やり手の青年実業家、本田謙一郎(草なぎ剛)。

その日も携帯電話を片手に冷徹なビジネストークをしながら、資金調達のためにお義理で出席する結婚式に向かうところだった。


乱れた髪と延び放題のヒゲを気にしていたところ、道ばたに『理髪店』の看板を発見する本田。

その建物の古びた印象に一瞬躊躇するものの、ヒゲだけなら大丈夫かと足を踏み入れる。するとそこには…。


本田を出迎えたのは10人以上の店員達。がらんとした店内には、たった一台の理髪台しかない。

気圧されるように台に座り、髪とヒゲを整えた本田だったが、ようやくすべてが終わっても、帰りたくても帰れない。

外に出ようとすると、足が言うことをきかないのだ。


一方、本田の髪を切った理髪師の方は、仲間の祝福を受け、涙で見送られながら理髪店を後にする。

訳が分からないでいる本田に一人の理髪師が説明した。

そう、ここにはぜんぶで13人の理髪師がいて、それぞれに厳格な序列と役割が与えられている。

そして、客としてきた人間はその序列の最も下の13番目の立場を与えられ、そこから数えて13番目に来店した客の髪を切らないうちは、
決して外に出ることはできない、という厳格な秩序に支配された世界なのだった。




 





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ここより、ネタバレあり・ちょこっと画像ありの感想になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


やり手の青年実業家、草なぎくん。

 

普段、マイナスイオンを放つツヨポンだけど、こういう役を演じると、役が乗り移りますよね☆




ガソリンスタンドにて、携帯電話で部下に厳しいビジネストークをする草なぎくん。

資金調達のためにお義理で出席する結婚式に向かうところだった。

乱れた髪と延び放題のヒゲでは印象悪いと思う。



式場に向かう途中、ラジオからタモリさんの声が流れ出す。

「こんにちは。1月8日成人の日。お昼のニュースです。21世紀最初の成人の日となった今日・・・・」

ラジオを切った後、道ばたに『理髪店』の看板を発見し、寄ることに。





理髪店の古びた印象に「大丈夫かな?」と躊躇するものの、「まぁいっか。ヒゲだけでも・・」と店に入る。





理髪店に入ると、13人の店員達が迎え入れた。

がらんとした店内には、たった一台の理髪台。

店に入ってからも、少し偉そうな態度を続ける草なぎくんは、「ヒゲだけ剃って」と注文するが髪も整えられる。

全て終わり、帰ろうとするが、店員は草なぎくんの相手をしない。



草なぎくんの髪を切った理髪師の方は、仲間の祝福を受け、涙で見送られながら理髪店を後にする。

「なんだよ、気持ち悪いなぁ」と立ち去ろうとするが、木の門から外に出れなくなってしまった草なぎくん。


ここで初めて、この店の仕組みを教えられる。


初めはみんな、客として、この理髪店にやってくる。

このお店には、全員で13人の理髪師がいて、それぞれに厳格な序列と役割が与えられている。

まず、客が来ると序列に従って1番の人間が髪を切り、切り終えるとここを出られる。

そして、客としてきた人間はその序列の最も下の13番目の立場を与えられる。

そこから数えて13番目に来店した客の髪を切らないうちは、決して外に出ることはできない、という厳格な秩序に支配された世界。



納得出来ない草なぎくんは、与えられた仕事を放棄し、店内で暴れる。

秩序を守れない者には、罰をと縄で繋がれてしまう。


夜中に縄をほどき、外に出ようとするも、やはり門の外には出れない。

13番目の席に着くことを拒む草なぎくんには、食事も与えてもらえなかった。

秩序を乱すとして、働かないものには食事は与えられない。

しかし、自分に与えられた食事を分け与えることは、秩序を乱すことではないと、他12人がパンを少しずつ分け与える。

お腹が空いていた草なぎくんは、みんなから少しずつもらったパンを泣きながら、必死で食べて、心を入れ替える。



与えられた仕事をこなしていくうちに、忙しい日常で忘れていた大切なことに気付く。

磨くのは、自分の心。

ひと月に1人、長いときにはふた月に1人の割合で、お客が来る。

新しい仕事をもらい、楽しさを見つけると、不思議と必ず次の客が来る。

一つの作業を終える充実感、次の作業につきたいという気持ち。

着実に序列は上がり、喜びもやってくる。



ある夜、布団の入りながら、隣の人に話しかけられる。

誰でも新しい生活や、初めての文化に接すると、4つの段階を経験するという。

一段階目は、見るもの・聞くもの、なんでも楽しいという好奇心。

二段階目は、不満。今まで自由だったことが、どうしてここでは出来ないんだという不満や苛立ち。

この理髪店では、第一段階はなく、第二段階から始まる。

三段階目は、後からきた者への知ったかぶり。

やっと四段階目になって、文化を理解し、自分のものにする。つまり、そこの住人になる。

でも、理髪店を出ると、もう一つの段階が待っている。出た者にしか分からない段階。



 

一年が経ち、草なぎくんにとって、13番目の客が訪れる。

その客は、かつての自分のような、仕事に没頭し、家族や食の美味しさを失い、輝きを失っていた自分。

そこに、なんの利益もない、と語る。


13番目の客の髪を切った後、12人に見送られて、門をでていく。



しばらく歩くと、携帯電話が鳴る。

電話の主は、冒頭で電話をしていた社員。
 
草なぎ社長の言った通り、契約が取れたという報告だった。

1年経っているはずなのに、なぜ、1年前の話の続きをしている?

「今日はいつだ?」と聞くと、「今日?フフ。今日は、21世紀最初の成人式ですよ」と言われる。

「なんだ・・・?」と理解できない草なぎくん・・・・

 

ふと、あの夜の言葉を思い出す。

『でもね、理髪店を出ると、もう一つの段階が待っているらしいんですよ。』


ビジネストークを続ける社員に、「すまない・・・・君の言ってる事がよく分からない・・・」と言う。

ふと前を見ると、出て行った店員が乗っていった自転車が倒れていた・・・

急いで理髪店に戻るが、そこには、もう理髪店がない。

 

「見えない・・・もう一度入れてくれ・・・見えない・・・見えない・・・もう一度入れてくれ・・・見えない・・・入れてくれぇ!!」


 

ドラゴン●●●の『精神と時の部屋』みたいですよね(←分かる人にだけ、分かればよい。笑)


 



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