墜落・転落災害の多発

建設業における死亡災害をその事故の型別に見ると、墜落・
転落災害が非常に多い。
これは高所作業が多いにもかかわらず、作業床の確保、
手すりの設置、セーフティネットの設置、立入り禁止措置、
安全帯の使用、作業者への安全教育等、基本的な墜落・転落
災害防止対策がなされていないためである。

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労働災害防止のために

建設現場における労働災害を防止するため、工事を直接施工
する関係請負事業者は、安全衛生責任者を選任し、その者が
法令、通達に基づく安全衛生管理活動を行う必要がある。

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建設業における労働災害の実態

建設業では、現地において、あらゆる材料、設備、機械等が
投入され、これを扱う多くの職種の作業者が混在して
作業を行い、しかも作業内容が刻々と変化する。

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新規入場者教育：教育担当者

安全衛生責任者が現場で実施する。内容によっては元方事業者
に依頼する。
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新規入場者教育：教育の資料

新規入場者教育に使用する資料としては、次のようなものがある。
①工事の概要書（配置図、基準平面図、断面図や主要構造図）
②総合施工計画図（総合仮設配置図、工法・手順図）
③全体工程表と現在の工事進歩状況
④安全衛生計画
⑤安全衛生体制（組織図、顔写真など活用）
⑥安全通路、喫煙所、休憩所、トイレなどの身近な施設
⑦事故・災害時の緊急体制
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