‡ まゆみの似顔絵たまてばこ ‡

今日の似顔絵!プレゼンテーション

左京大夫顕輔に捧げる

2017年10月11日 | 文字アート
秋風にたなびくの絶間より
もれいづるのかげのさやけさ


※ふと秋風が吹きおこり
 それまで一面にたなびいたが一瞬切れた
 その切れ間からもれ出た月の光
 なんと清々しい明るさ
 雲ひとつなく晴れ渡った空の中ならば
 かえってこれほど身にしみる事はあるまいと思われる
 今宵ののさやけさなのだ

百人一首 左京大夫顕輔(藤原顕輔)の代表的な歌です

平安の昔から月はその姿を変えず・・・

東向きの窓からながめる秋の月
過去へ 遠い地へ…
思いを馳せてしまいます

手書き明朝体英訳した和歌を組み合わせて
作品を作るのが課題でした

歌のイメージがす〜っと降りてきて
あっさり書けてしまったのが “陽”

余った時間で
気持の赴くままに書いたのが “陰”
“清し”を“寒し”にアレンジ

辛口のさとだて先生が右の作品を絶賛してくださいました
よっしゃぁー!!

文字の完成度はまだまだですが
イメージどおりにできました