なんていうか、やっぱり世界は広いですよねぇ。
って、突然ですが、そう思うんですよね。
自分の世界というか、器の小ささを感じます。
今回は、そんな出来事のお話です。
小学生の頃、国語の時間に漢字のテストがあったんです。
結構マメな担任の先生で、オリジナルのテストを作ってくるんです。
内容としては、
【下記の漢字を使って文章を作りなさい。】
という普通の物です。
そして、その時の問題になった漢字の中に
【他】という漢字があったんです。
―先生が頃合いをみて解答を始めます・・・。
みんな【他】を使った文章は、
「他人についていかない。」
「その他の人達」
とか、そんな感じのことを回答してました。
ところが、後ろの席の男の子は
「他んぼ」
と回答してました。
「ぉぃぉいおい、すげぇなっ!」
と、今だったら言うと思います。
でも、その時は
「そういう発想もあるんだ・・・」
と、一瞬時間が止まったのを覚えてます。
「いろんな考え方の人間がいるんだなぁ」
と、世界の広さと自分の器の小ささを痛感した
小学生のアノ頃・・・。
と、そんなお話でした~。
(C)龍音 2008