がいらいこばなし

’ど’いなかの診療所外来での

患者さんとのちょっとしたやりとり

人生ドラマチック

2016年09月30日 | こばなし

「おなかに変なしこりがあるんです」

「どれどれ、はっきりしたものはないようですけど」「これですよ、これ」

「う~ん、せいぜい皮下脂肪にしか思えませんけど」「癌の転移とか」

→総合病院まで行って精査して「セルライト」と言われて帰ってきましたが(汗;)

「今度はどうされましたか」

「微熱が続いてるんです、36.7℃とか」「平熱ですけど」

「いえ、私は普段35℃台なので、熱があるんです」「症状があるんですか」

「いえ、でも、微熱が続いていて、調べたら白血病だったというのを聞いて、心配で心配で」

「そうでしたか、それだったら検査で一発です。(後日)大丈夫、白血病ではありません!」

「よかったわー、あ”ー助かったわー、もう、どうしましょう(ワナワナ)」(ヤレヤレ)

TVドラマの見過ぎじゃないでしょうか。平穏無事のありがたさに感謝してほしいものです

この記事についてブログを書く
« 誰がぼけるのか? | トップ | 医院の親衛隊 »

こばなし」カテゴリの最新記事