法蓮寺日録

曹洞宗『花谷山 法蓮寺』住職の日々の生活・法務・活動をウェブ上にて記録、公開するブログです。

晋山江湖会

2013年04月21日 20時51分28秒 | 日記

昨日、今日と、八幡浜市のお寺の晋山江湖会に随喜させていただきました。

昨日は冷たい雨がシトシト降って、とても寒かったです。
天気の心配をしていましたが、今日は雨もあがって晴れ間も見え、とてもよかったです。
風が強く、少し寒かったですが・・。
40人ほどのお稚児さんも寒そうにしていましたが、雨があがって本当によかったです。

考えてみれば、これまで随喜させていただいた晋山や結制で雨が降った記憶はありません。
雨が降っていても、当日になれば雨があがっていたり、天気予報が雨でも降らなかったり、
もしかして「晴れ男」と言ってもいいのではないか?と思い始めました。

天気に恵まれただけでなく、とてもいい晋山、結制、法戦式でした。
随喜させていただいたことを深く感謝致します。

4月8日 花まつり

2013年04月08日 10時07分14秒 | 日記
今日はお釈迦さまがお生まれになったとされる日です。
当山では花御堂に誕生仏をおまつりして、色とりどりのお花でお飾りします。

ご参拝の皆様には甘茶をご用意しております。
花御堂も甘茶も、年に一度今日だけです。

毎年花まつりの日にはちょうど、しだれ桜が満開でしたが、今年は開花が早かったのでもう散ってしまいました。
少しさみしい花まつりとなりましたが、散りゆきた桜と花まつりという組み合わせもいいものです。
命の尊さ、かけがえのない生命を感じ得ることができます。

桜が咲き、散り、また咲く、毎年のこの繰り返し、生命の営みには何の働きかけもありません。
ただ、自然の力にまかせているだけです。
人間だけが欲望や煩悩のために悩み苦しんでいます。
挙句の果てには足元を見失い、進むべき方向を見失うこともあります。
人間は人間の社会しか見ていないかのようですが、生きとし生ける存在みな欠くべからざる存在です。
人類と自然との共生は大切な課題です。
見方や考え方を、万物生命の側から自分の命を見るという視点に変えれば、生きとし生けるもの皆を慈しむ、優しさの心に気付くはずです。
「天上天下唯我独尊」
天地宇宙一切の存在はそれぞれが尊い命を生きています。
お釈迦さまのご誕生をお祝いする今日の良き日は、すべての命がこの世に生を受けたことを共に喜ぶ日です。
命の尊さと共生の大切さを実感しましょう。

しだれ桜 開花状況(4月8日)

2013年04月08日 10時00分00秒 | しだれ桜

昨日、一昨日の雨と風ですっかり散ってしまいました。
「爆弾低気圧」とテレビで報道されていましたが、台風のような雨風でした。
雨風だけでなく昨日は気温もかなり下がりました。
霰(あられ)が降っていました。
寒かったです。


ライトアップも昨日終了と致しました。
今年は長く楽しませてくれました。
これから葉桜になりますが、新緑でおおわれる桜もまたキレイなものです。

しだれ桜 開花状況(4月4日)

2013年04月04日 18時48分05秒 | しだれ桜
今日はいいお天気でした。
気持ちのいい一日でした。
時折風が吹くと、桜の花びらが舞っていました。
桜が舞う度に「わー、キレイ!」という歓声があがっていました。


散っているものの、まだたくさんの花が残っています。
「散る桜」と「残る桜」です。
まさに無常を観じる時です。


まだ葉が開いていませんので、もう少し楽しめそうです。
朝晩の気温が低いからでしょうか?
長く楽しませてくれています。

お寺の東駐車場にある桜は満開です。

こちらはしだれではありません。
毎年、しだれ桜が散り始めてから満開を迎えます。

そして、しだれ桜が散ってから咲くのが、

ハナモモのしだれ桃です。
毎年、しだれ桜が散ってさみしくなった時に満開になります。
こちらもきれいですので、今から楽しみです。

しだれ桜 開花状況(4月3日)

2013年04月03日 15時01分58秒 | しだれ桜
昨日は1日中雨でした。
風も強かったです。
散り始めてからの雨と風は心配になります。

今日のしだれ桜は・・・

まだまだ咲いています。
昨日の雨と風に負けず、まだたくさんの花をつけています。

地面には花びらがたくさん落ちていますが、
まだ楽しませてくれています。

先に満開になった接ぎ木もまだ咲いています。

こちらの方がやや花が少なくなった印象です。

少し離れたところから、山門と一緒に撮影するといい写真に見えます。

電線が入ってしまうのが残念です。

今日もたくさんの人がおいでくださっています。
高価そうな大きなカメラを三脚に乗せて撮影しておられる方も多かったです。
毎年この時期は、きれいに撮影できる技術が欲しいと思います。