劇団りゃんめんにゅーろん稽古日誌

劇団りゃんめんにゅーろんの愉快な日々。

作っては壊し、また作る

2007年03月23日 | 森陰アパートメント
りゃんめんにゅーろん 柏原愛

お稽古期間が長いとだんだん飽きてきちゃったりすることがあります。
だって、台本は変わらないから、おんなじセリフでおんなじ動きをして・・・・

でも、森陰アパートメントのお稽古場はちがう。

誰かが、いつもと違う一石を投じると他の人もそれに合わせて変わって行く。

日常生活では当たり前なのにお芝居となると、
形に囚われ、おんなじことを繰り返してまうことが多い中、お芝居であってもその中で生きている。

なので、ちょっとした息遣い、間、声のトーン、感情のゆれ それによって雰囲気が変わって行く。

こうやってお稽古の中でいろんなことをしながらベースを作り、安定させていく。
そして、ベストのものを公演日にもってくる。

公演中にだって色んなハプニングもあれば、いつもと違うことをしてしまうこともある。
でも、みんなで作り上げたベースは変わらない。
だから今のうちに、”作っては壊し、また作る”ということをする。

そうやって、気持ちを重ねていく大切な時間。