Orion in the Sky

Title is from the 'ER' Last Shift Episode of Dr.Mark Green

『LOST』の謎

2007-11-02 | Weblog
今週末AXNではシーズン3の最終回を迎えるLOSTですが、
もしかしたらあれは平行宇宙なのかも、と思います。
(ファンの間でそういう説が海外含めて出ているかどうかは未確認)

以下、シーズン3のネタバレを激しく含みます。(笑)



ジュリエットが採用されたミッテロス・バイオサイエンス社は、その平行宇宙へワープする方法を見つけた、とか。
平行宇宙は元の宇宙とそっくりだけれど、わからない部分や不思議な現象もあるのでダーマやHansoファウンデーションが現宇宙で利用できるかどうか研究している、とか。
行き来には潜水艦を使ってるけど、ジュリエットが眠らされていた間には、文字通り宇宙間をワープしていた、とか。

815便の遭難を、全乗員の遺体と機体を用意してまで偽装したのは、隠しておきたかったからなんだろうけど、なんでそこまで隠したがるのかは、やっぱり謎です。

平行宇宙については、リサ・ランドール博士の本ワープする宇宙―5次元時空の謎を解くを読みたいな~と思っているところ。あまりにも難解そうです。大学の物理学レベル。
物理って言ったら、中学のとき定期テストで学年で10番以内になって驚いたことくらいしかいい思い出が無い。(笑)

こちらのサイトのレビューによれば、「ワープする宇宙」という題は誤訳っぽいそう。
原題はWarped Passages。
曲がった通路
言われてみればそうです。宇宙がワープするわけじゃないもんね。


話を戻して、平行宇宙なのかも、と思ったのは、LOSTシーズン3中盤ですが、
グレイズ・アナトミー シーズン2第11話で、人は孤独じゃないことの引用としてジョン・ダンの詩の一部が出てきます。
LOSTが、島(らしい)であることを考えると、面白いです。


誰も、それ自体で完全な島であるような人はいない。
誰もが、大陸の一部であり、本土の一部分なのだ。
だから、誰の死も私を衰えさせる。なぜなら、私は人類(という大陸)に含まれているからだ。
だから、人をやって尋ねてはいけない。あの弔いの鐘は誰のために鳴っているのかと。
それは、あなたのために鳴っているのだから。

―ジョン・ダン『重病の床の祈祷』