にわか日ハムファンのブログ記念館

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【好萌!基隆の黄色小鴨】(18)小鴨再見、基隆再見

2014-02-19 00:14:26 | さすらいブロガー旅情編
 基隆で小鴨とともに過ごすひととき。ただ、さんざ歩き回ったこともあり、それよりなにより、基隆の小鴨に懸ける熱気に当てられて、率直なところかなり疲れてきた。
 思いは尽きないが、そろそろ台北に戻ることにしよう。



 基隆からの復路はバスでも面白いかと思い、ターミナルを見てみる。ところが、市内バスの乗り場はあっても、都市間バスの乗り場が分からない。人に聞いてもおそらく分からないので、素直に電車に切り替える。



 駅に向かう道すがら見たビル。陽明海洋文化藝術館といい、基隆の西岸では歴史を感じさせるビルを見かける。それはそれでいいことだ。
 ただ、はたしてそれだけで台湾のみならず、世界の人々の目が基隆に向くかというと、残念ながら否定せざるを得ない。台北の外港、通過点としての重要性はあろうが、それ以上のものは期待し難いだろう。
 だからこそ、小鴨が基隆にとって何かのきっかけになってくれれば、という気がする。
 私は大阪のアヒルちゃんのおかげで、ほんの少しだけど大阪という街を見る眼が変わった。こういうアートをたびたび受け入れる容量があると知ったのは嬉しいことだった。
 同じようなことが、基隆でもあれば、とは思うのだ。



 基隆駅。帰る時が来た。



 駅からは頭だけ、小鴨が見えた。小鴨、基隆の皆さん、ありがとうございました。ぜひ縁を作って、またの機会に。



 基隆駅には区間車(普通列車)が止まっていた。台鐡ではよくある車両らしいが、右側がどうしても照応っぽく見えてしまう。クチバシ……
 列車は少々立席客がいる程度の混み具合で、基隆を発車。来た時同様、さほど速度を上げずに進んでいく。そして1時間もしないうちに、台北に戻ってしまった。



 その台北駅には、「臺鉄夢工場」という台鐡グッズショップがある。一方の台北捷運(地下鉄)も、駅の近くで自前のグッズショップを開いている。
 来しなに見た撮り鉄集団といい、台湾でも鉄道文化が栄えていることを実感する。いつか機会を作って、台湾の鉄道を満喫したいものだ。



 ただ、その前に本日の夕食が先。
 駅構内のフードコートで、今回もいろいろある店でさんざ迷った挙句、客家料理を選択。店の人に勧められるがままに料理を頼む。もっとも、相手も高い料理を押し付けることはしないので、安心して勧めに乗れる。



 麺料理と炒め物、野菜がついて130元(500円弱)。1日目といい、この金額でこれだけ食べられれば満足もいいところだ。
 ただ、たらくふ食べて宿に戻ると、いよいよ疲れが襲ってきた。部屋で台湾ビールでも呑もうかと思っていたのが、その気力すら残っておらず、ベッドに倒れ込むとそのまま寝付いてしまった。


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