にわか日ハムファンのブログ記念館

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【憧れのハワイ陸路】(3)Beyond the Reef

2014-01-20 21:56:56 | さすらいブロガー旅情編
Bing Crosby - Beyond The Reef


 アクアマリンふくしまに入館する。順路がどうなっているか分からず戸惑った末、ようやく館内の展示を見はじめる。



 はじまりは、太古の海。はるか遠い昔で時間が止まってしまった生き物たちが、それでも今を生きている。



 エスカレーターで一気に上がった先には、ふくしまの里山と水辺。川や池、水田に泉から河口、水辺は多様だ。



 水は流れて海に注ぐ。海は太平洋、イワシの魚群が見る者を圧倒する。



 スイミー、と連想する時点で年代が知れてしまう。



 岩場に貼り付くのはホヤ。太平洋が人間にもたらす富。



 しかし、太平洋はときに禍ももたらす。畏怖を忘れた者たちによって、別の人々が突き落され、烙印を押され、苦悶に喘ぐ。
 ただ、それでも人々は立ち上がる。



 太平洋をはるか彼方に進んだ先に拡がる、熱帯の海。



 色とりどりの生き物たちは、そんなつもりはないだろうが、それでも見る者を楽しませる。



 そして、小さな魚たちはここでもまとまることで脅威に立ち向かう。



 海底には、南国の海の波間に揺らめくチンアナゴ。
 そして、その向こうには、








 寿司屋があった。



 寿司処「潮目の海」。



 見ての通り、大水槽を眺めながら寿司が食べられるという、あまりにもシュールな寿司屋である。



 寿司はセットで6貫1,000円。供給が安定しているネタを優先して仕入れるため、何が出るかは決まっていないらしい。
 また場所が場所だからか、注文してから握るというわけにもいかないが、そうはいってもこれより高い寿司屋はいくらもあるわけで、このロケーションでこの値段なら、良心的な部類に入るだろう。



 しかし、見られるのは大水槽だけではない。



 なんと、クラゲを見ながら寿司が堪能できるのだ。

 ……どうしてこうなった。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ほにょさん (ルパート・ジョーンズ)
2014-01-21 07:29:49
ええ、確かに食べることも視野の一つに入っているようですね。
外の施設では釣った魚を調理してもらえるところもありましたし、
うろ覚えですが、行きしなのスーパーひたちで出ていた広告にも、その辺は出ていたような。
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ふりこさん (ルパート・ジョーンズ)
2014-01-21 07:26:04
流石にそこまではなかったです(笑)
というか、お酒自体なかったですし。さすがに展示施設で酔われると困るんでしょうね。
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アクアマリンふくしま (ほにょ)
2014-01-21 00:17:06
以前茨城で流れていたラジオCMに、網で焼いている魚を見ながらの母子の会話をフィーチャーしたものがありました。よく覚えていないけど、確か"食べることも魚との接し方のひとつである"という考えがここにはあったんじゃなかったかな?
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Unknown (ふりこ)
2014-01-20 22:19:12
まさかビール頼んだら、お通しが中華クラゲというオチはないですよね?
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