にわか日ハムファンのブログ記念館

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〔2011夏 東北・北関東の旅〕第2部(4):山形鉄道宮内駅訪問(前)

2011-09-22 21:24:59 | さすらいブロガー旅情編
 列車はうさぎ駅長「もっちぃ」の駅、山形鉄道宮内駅に到着した。



 決して大きな駅舎ではないが、駅員が常駐しているだけあって手入れがきちんとされている感じを受ける。



 もっちぃはどこにいるのかと思ったら、探すまでもない。大きな看板が立てかけられていた。



 側壁にはもっちぃ列車デビュー記念のイラストもあった。地元の子どもたちの手によるものであろう。宮内駅ともっちぃという存在の意味の大きさをあらためて考える。



 駅舎への踏切を渡り、振り返ってホームを撮ってみた。
 かつては線路が張り巡らされていたであろう広々とした構内に、今はホームが1つだけ。ただ、すべてを屋根で覆われた長いホームが、かつての面影を髣髴とさせる。



 南陽方面。線路のそばが背の高い草で覆われ、来し方は見えない。



 荒砥方面。夏が残り短くなるなか、それでも向日葵がいっぱいに咲いている。



 駅長室。グッズコーナーの奥に、もっちぃたちのケージがあった!



 もっちぃ!噂の駅長にようやくお目にかかることができた。
 ちょうど昼の暑いさなかのこと、ご覧の通り身体を伸ばして休憩中であった。



 ケージは左からもっちぃ、ぴーたー、てんの順。こちらもいささか眠そうに見える。



 一羽だけ暑くても元気そうなのがこちら。



 さて、もっちぃは昨年8月1日付で宮内駅の駅長を拝命した。駅長室には任命証書が飾られている。



 駅長室には近くの熊野大社の神棚も祀られている。
 熊野大社の本殿裏には3羽のうさぎが隠し彫りされていて、見つけると願いが叶うという言い伝えがある(藤本雅秋写真『うさぎ駅長もっちぃがゆく!』マガジンランド、2011年)。
 駅長がうさぎになったのも、そんな縁によるものらしい。



 駅長室の一角で、三陸鉄道をはじめ東北の鉄道各地の写真展が開かれていた。東日本大震災の前後の様子を収めた写真である。
 大震災の時には山形も大きな揺れに襲われた。そのせいでもっちぃは一時体調を崩していたそうだ。私が訪れた時にはのんびりしたものだったが、彼女なりの苦労はあったのだ。



 駅長室でグッズを仕入れ、待合室に移ってみた。窓口ではどういうわけか、カップラーメンが大量に売っていた。この駅に長居する人はそんなに多いのだろうか。



 駅長室に飾ってあった凧は、なぜか『ドラゴンボール』の神龍のイラスト。辰年にはまだ早い気もする。



 駅員用のスペースに飾ってあった瓢箪。こちらはもっちぃが描かれていた。よく見かけるイラストではない、リアルなもっちぃである。

 もっちぃたちとも対面を果たし、駅も一通りは見たが、次の列車まで1時間以上ある。少し駅の周りを探ってみて、また駅長室に戻ってみよう。


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