高校時代、新聞広告か何かで知った『プラン ジャパン(当時)』
マンスリーサポーターで、月々お小遣いから寄付を始めた。
成人して収入が生まれてから、フォスターチャイルドを登録。
その頃から、月々3,000円でチャイルドの支援が出来るようになったんだったかな？
その前までは5,000円。
若者には厳しい出費だったが、3,000円から始められる事になったのならと。
エクアドルの男の子のフォスターペアレント(里親的な地域支援者)になった。
2000年12月12日生まれのミゲルくん。
これをきっかけにスペイン語の勉強も少しずつ始めた。
タイムラグが2～3ヵ月有りながらも、手紙をやり取りし続けた。
15歳を過ぎた頃から、卒業の日が来る考えるようになり、規約上その後はやり取りは出来ないということもわかっては居たけれど、まさかの呆気ないお別れが来た。
大人に成り行く彼が、家族の生活を支える為にコミュニティの外に出稼ぎに行ってしまったというのだ。
事務局から、今まで見たことの無い手紙には、彼の支援が急遽『卒業』となったこと、
次のチャイルドを紹介しても良いか？という、伺いの内容が書かれていた。
裕福でなく、最低限の教育や衛生面を維持できないから支援が必要な地域であるとして支援している以上、こういった事態は仕方の無い事だと思っても、ショックが大きかった。
唯一の救いは、随分後に生まれた彼の弟から、兄は不在であるが時々帰って来ていること、私の事を気にしていたことを手紙に代筆してくれたことだ。
それから数年。
今日は彼の20歳のお誕生日。
元気にしてるかな。
今は世の中がこんな状態だから、とにもかくにも、健康でいて欲しい。
