ローズのキャキャキャ

10歳年下の彼の影響でブログを始めたものの滅多に更新できない怠け者のローズです♪

村上春樹『1Q84』を読んで

2009-07-05 19:59:55 | 
常に本は図書館、買うとしても古本屋のローズですが、

村上春樹だけは新刊で買います

全著作を読破しているのですが、100%好きというわけでもなく・・

実はかなりイライラしながら読んでいますww


まず第一に登場人物がほとんど嫌いなタイプです

主人公の男は例外なく苦手で共感できないし

女は女でうわっと言いたくなるくらいだめなんです


『ノルウェイの森』の直子なんてローズにしたら『リング』の貞子と

印象が重なってしまうくらい(お好きな方ごめんなさい

今回も青豆さんが特に苦手でした。


性描写も気持悪い

それでもやはり世界の村上春樹先生

最後まで息つく暇なく読ませます


しかし、この作品、おそらく続きがあるのだろうとは思うのですが、

もしこの2巻で完結なのだとしたら、

救いというものがない作品だと思います。


血と暴力の後には何かもっと救済するもの、希望の光のようなものが

ほしかったなぁ。

神話的ともいえる2巻目の後半・・あれが救いなのかもしれませんが

いまいちわからなかった。


わからないといえばこの作品で大切な役割をする音楽

ヤナーチェックシンフォニエッタ

この曲を聴くと、くらくらめまいがしてきて具合が悪く

なるんですが・・これってローズだけ

試しにお聴きになりたい方はどうぞ↓