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歴史散歩 埼玉県

2013年09月01日 16時52分57秒 | 歴史史跡探訪
埼玉県比企郡小川町を訪ねました。

大梅寺

小川町駅から西へ約1km歩いた大字大塚に立派な門構えの大梅寺(だいばいじ)があります。
仁治3年(1242年)に土地の豪族猿尾(ましお)氏がときがわ町の霊山院の栄朝禅師を招請し、創建したと伝えられる。
墓地入口に「歴応4年(1341年)」の紀年銘がある緑泥片岩の二連板石塔婆がある。
頂部が山形に成形された珍しい板碑です。






八幡神社
大梅寺から更に西へ進んだところに、大塚八幡神社がある。
元弘3年(1333年)の創建で、鎌倉幕府滅亡に際し、将軍守邦親王がときがわ町の慈光寺山麓の古寺の里に亡命し土豪猿尾氏に迎えられ、この梅香丘に仮寓したという言い伝えがある。
この土地を支配していた猿尾氏が鎌倉から勧請したと伝わっています。




境内に芭蕉句碑があります。




者流もやゝ氣色とゝ乃ふ月登梅 
”はるもやゝ けしきとゝのふ つきとうめ”
小川町には芭蕉の句碑がこの他に7つあるとのことです。

穴八幡古墳
八幡神社のすぐ近く増尾字岩穴に、7世紀後半天智・天武天皇の時代の築造される穴八幡(あなはちまん)古墳(昭和34年埼玉県指定史跡)があります。
方形に巡る2重の周濠を持つ、一辺28.2m高さ5.6mの埼玉県内最大級の方墳で、古墳時代末期のもの。小川町特産の緑泥石片岩を使った巨大な横穴式石室が見事に残っています。









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