シンコーひまつぶし Ⅱ

三十年目の春

関西に住む知人から「3/21に伊予鉄南予のRLを貸切るツアーがあるけど参加しない?」とお誘いを受け、幸い休みの都合が付いたのでお邪魔して来た。
朝9時に大洲出発と言っても広島からだと無理なので、バスウォッチングを兼ねて7年振りとなる宇和島市内に前泊。
当日は宇和島バスの松山行き急行便で大洲駅前へ。
南予のRLとは3年半前に高宮今日子さまと乗って以来の再会。

愛媛22か1065 伊予鉄南予バス 昭和55年式 日野K-RL321/日野

まずは大洲から八幡浜を目指すが、伴走車が出るのでそれに乗り換えて沿線での走行写真撮影も可能である。
お陰様で夜昼トンネル手前で桜を絡めて撮影出来た。

八幡浜港で九四オレンジフェリーの新鋭船「おれんじ四国」をバックに…
港の前は広大な更地になっていて宇和島バスの廃車体は消えていた。

どう見ても開かないデザインの船首が開いてびっくり(笑)

3年半前に乗った尾の花線を往復して八幡浜(営)へ戻って昼食。
午後からはひたすら走って長浜を目指す。
喜木津?付近の旧道で伊予灘をバックに。

海岸沿いを走るが高波の飛沫を浴びながらの走行。フロントガラスがすぐに真っ白になる。ドライバー氏によると「今日は大した事は無いよ」の事だが、海のそばの車庫位置といい長浜配置車がすぐ錆びる訳である。
長浜(営)では小型方向幕の56年式K-RJ172AAと並べてもらって撮影。初期車なのでエンジンもRLと同じである。

長浜駅で一部の方とお別れし、帰りは磯崎から瞽女ヶ峠(ごぜがとうげ)経由である。正に「下り最速のRL(笑)」でダウンヒルを攻める。高宮今日子さまがいたらなぁ…
バス待合所の残る廃止路線「広早口」にて。

八幡浜(営)へ戻って私はここで皆様とお別れして広島へ戻った。
RLはその後小長早を往復し八幡浜(営)経由で配置先の大洲(営)へ戻る行程であった。

3年半前に訪問した時は3台いたRL、現在残っているのは1065号車ただ1台だけであるが、伊予鉄道と伊予鉄南予バスによって「残されている」状況である。
余程車両不足にならない限り定期運用される事も無いが、いつまでも元気でいて欲しいものである。

最後になりましたが、乗って撮ってを堪能出来る機会を与えて下さった主催者の皆様、運行して頂いた伊予鉄南予バスの皆様、ありがとうございました。

コメント一覧

シンコー
>麦酒飲みのぶさま
確かに文字が緑色ですね。普通は黒ですから珍しいかも知れません。

>高宮今日子さま
人数が増えたからかも知れませんが、実は案内より随分安くなっています。
まぁ、私もタナボタで休みが転がり込んで来たから行けたんですけどね(笑)
高宮今日子
>高宮今日子さまがいたらなぁ…

画像だけでも「運転したい!」という衝動を抑えられなくなるので、やっぱり参加しなくて正解でした!!

でもあのお値段でココまで出来るんでしたら、アタシもやっちゃうかもしれませんね!
麦酒飲みのぶ
素人の感想で申し訳ありませんが・・・

『貸切』の幕(?)が、白地に緑字というのも、
私的には、新鮮でした。
伊予鉄は、そうなのかしら?
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