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CBX充電系トラブル、トラブル続き

2022-07-09 19:27:56 | 日記
 今シーズン初のCBXでのオフ会で260キロほど走って途中で電圧が低い事に気が付きましたが、電圧計内のオイルダンパーの劣化と思い込み、また高額修理費がいるななどと考えながらそのまま走りました。(画像の朝、終発前10.5V位すでに電圧が低い)
 
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 帰り、信号停止で加熱防止のアイドリングストップの後にセルボタンを押したところ回りません。バッテリー上がりです。
 電圧系は壊れていなくて正しい電圧を示していたようで9V以下になっているのでセルも回らないはずです。
 
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 エンジンがかからないので重いCBXをこの猛暑のなか家まであと数百メートルでしかないのですが汗だくになりながら押して帰りました。
 バッテリーは通年メンテナンスをしているのでしばらく放置したらセルが回せるほどに復活したのですが、電圧を見たところキーオフで11.8V、アイドリングでは10.3V位と発電されていないのが明らかになりました。
 これは一大事、充電系の修理となりそうでオルタネーターのコイル巻き直しにレギュレータの交換となればかなりの出費となります。
 今日、ご一緒した皆様のFもオイル漏れやらタイヤのぶれが発覚したりと、旧車のトラブルの見本市のようなオフ会となりました。

CBXオイル漏れ

2022-07-06 17:31:58 | 日記
 バイクショップと話をしていて、「CBXのオイルパンからのオイル漏れはシール交換しても治らない」との情報があり、ではと覗いてみたら・・・
 

 うわ、漏れてる。3年前に社外シールと交換して安心していたのにショックです。
 
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 前だけでなく後ろ側もオイルが垂れているので、全体から滲んでいると思われます。
 
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 取り合えずオイルをふき取っておきました。純正のオイルシールはすでに廃品となって入手できないので、社外品を使っているのですがゴムの径が純正に比べて細いので完全にシール出来ないようです。
CB-Fのオイルパンはガスケットとなっていてそれでもオイル漏れが起こるので、ブラックバードのオイルパンは液体ガスケットのみでのシールとなっていました。4リットル近くのオイルを丸ゴムだけでシールするなどはなから無理な設計と言わざるを得ないですね。
 
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 シールゴムのストックはありますが交換してもオイル漏れが発生するので、対策としてはやはり液ガスを塗布するしかないようです。バイクはオイルが漏れ、乗り手も老いて高齢化を防ぐことは出来ないようです。

CBXブレーキキャリパー組付け編

2022-07-05 18:29:40 | 日記

 キャリパーの組付け時、ピストン、シリンダ内、シールリングにグリスではなく摩擦でシールリングが傷ついたりしないように潤滑材としてシリコンスプレーを吹いています。過剰なグリスアップはオリフィスの目詰まりとなり得るので付けない事にしています。
 
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 ブレーキ関連部品は最も重要なのでトルク管理をします。又、タップ側がアルミ材なうえ、部品入手が難しいので過剰なトルクでのネジなめを避ける目的もあるのですが旧車は気遣いが絶えないのです。
 
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 バンジョーボルトも緩んでフルードが漏れたら生死に関わるので、トルク管理は欠かせないところで、シールワッシャーも新品に変えています。
 
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 フルードをそそぐ際にはウェスで養生して周りにかからないようにしますが、注意していても何故かこぼれていたりするものです。この頃のキャリパー、マスターは塗装仕上げなのでどうしても塗装が剥離してしまうのですが、新潟は年中湿度が高く条件がなお悪いのでこのCBXのもかなりボロボロになってきました。
 
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 エア抜きは最初に注射器であらかた抜いて仕上げにポンピング&リリースで仕上げますが、リアは経路が短いのでいいのですがフロントは長く複雑かつ2系統なのでレバーのかっちり感が出るまでには苦労します。
 
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 最後は水洗いで垂れたフルードを洗い流して完了。しばらくおいてブリーダーからの漏れを確認しなければいけません。
 
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資料
 シールリング(前)43209-371-006(備考、GL1000用)
 シールリング(後)43209-431-671
 
 締め付けトルク
  キャリパー取付ボルト:15~20N-m
  バンジョー:25~35N-m
  ブリーダーバルブ:適宜
 

CBXブレーキキャリパーの取外し編

2022-07-03 20:41:06 | 日記
 去年秋に車検を通したCBXですが、ちょっと手抜きをしまして引きずりは無くダストブーツもきれいだったのでブレーキキャリパーの点検を見送りました。ですが、さすがに3年もそのままなので今回はオーバーホールをします。
 

 ブレーキキャリパーOHのために工具は、
 14mmメガネレンチ
 8mmメガネレンチ
 6mmヘキサゴンレンチ
 +ドライバー
 以上は通常の工具ですが、フルード引きのために
 おおきい注射器
 リザーブタンク(ホースとペットボトルでも可)
 バンジョーピンチ3個(これはあったほうがいい)
と後から出てきますが、
 ブレーキピストンプライヤー
他に
 つまようじ(シールリング外し)
 ボンスター
 シールリング溝クリーナー(腐食が酷い時)
 ピストン戻し(あまり必要性は感じません)
など、特殊工具を含めて結構そろえる必要があります。
 
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 キャリパーの取付ボルトを外す前に、バンジョーボルト、ブリーダーバルブを少し緩めておきます。フルードが漏れるのが気になる場合は受け皿を置いてください。
 おっといきなり六角L形レンチを使ってしまいました。日本海L形レンチ撲滅委員会副理事として出来ればこれは使わないで頂きたい、ボルトの六角穴をなめる原因となります。
 
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 六角レンチで緩め、回すのはL形が推奨。六角ソケットでもいいです。
 
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 バンジョーにはピンチをかませます。そのままだとフルードがいつまでもたれるので皿をしくかビニール袋をかぶせていましたが、ビジュアル的にもこの方が断然いいと思います。
 
 
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 新潟のような多湿だとキャリパーのピストンの合わせ目にフルードの粒化物が溜まるのですが、3年経過した割にはさほど出来ていなかったようです。
 
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 ピストンをピストンプライヤーで引き抜きます。2つは簡単に抜けたのですが1個はちょっと苦労しました。エアーを使えばスポン!と気持ちよく抜けるのですがまだコンプレッサーは導入していませんので、なんとか力技で切り抜けました。
 
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 シリンダ内はどれも腐食や摺り傷が多いのですが、部品は廃盤となっているのでこれでいくしかありません。
 
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 分解したらピストンの錆びやスラッジをボンファイアで軽くこすって落とします。
 シールリングとバンジョーワッシャは新品にします。
 
組付編に続く
 
資料
 シールリング(前)43209-371-006
 シールリング(後)43209-431-671
 
 締め付けトルク
  キャリパー取付ボルト:15~20N-m
  バンジョー:25~35N-m
  ブリーダーバルブ:適宜

CBX始めました・・・

2022-07-02 20:37:46 | 日記
 今シーズンのバイク始めは1月だったのですがそれきりバイクはご無沙汰となってしまってそうこうしていたら季節は夏となりまた今年の夏は早くきた上に猛暑ときて、そんなくそ暑いさなかにバイクに乗ろうなんて思うのは余程の物好きなのですが、それでもいざバイクと思って玄関を開けたとたんにやめたくなてしまったのですが、なんとか気を起こしてバイクを保管してあるロッパガレージに向かいました。
 
 ロッパガレージに着いてただバイクを動かせば済むという訳にはいかず、庭に除草剤を撒いたりご近所さんと世間話をしたりでようやくバイクをとなる頃には軽い熱中症でフラフラになってやっぱりやめて帰ろうとなったところに、お隣さんが邪魔しに来てくれたのでしばらくCBX自慢を延々と講釈しているうちに気力が戻ってきたので無事にロッパワークスまでCBXを運んで来れました。
 
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 明日はブレーキのオーバホールをまた酷暑の外でしなければならないと思うと、暑いのに冷や汗が出る思いなのですが、CBX様を快適安心に走らせるためには暑さなど気にしてはいられないのです。
 
 今シーズンのCBXの距離計は4664mile(7,506km)からスタートです。
 納車時の距離は2125mile(3,420km)でしたので自走距離は4086kmに達しました。
 2014年に新車登録してから8年、2年ほど車検切れ期間があったので6年で走行距離を割ると年に680km乗っていることになります。あと8年乗れると計算して5,000kmほど距離が延びると8000mile(13,000km)くらいになるのでしょうか。もっと乗ってあげたいのですが中々時間が取れなかったり、もったいない話です。