すごいんです
何がすごいって、規模が、人数が、そしてマニアの熱っぷりが。
前回の日記どおり、この夏初めて東京国際ブックフェア2007に行ってまいりました。
そもそもブックフェアとは、「全国各地の書店、図書館・学校関係者、さらには海外出版社や一般読者が多数来場し、会場では、書籍の受発注、版権取引などの商談が活発に行われる」展覧会だそうで、4日間開催されているイベントのうち最初の2日間は出版社や書店、版権の交渉などのビジネス的な日程のようで、残りの2日間は一般読者も申し込めば会場に入ることができます。
入場料が1200円なのに、ネットから申し込めば誰でも割引券どころかいきなり無料になるという柔軟さがたいへん素敵。
わたしは招待券をもらうことができたので、一般読者が入れない日程のほうに行ってきました。
袖がまくってあるサファリ服シャツに、(スニーカーがないので)限りなくヒールが低い靴、(リュックがないので)限りなく両手が空く大きいバッグで気合十分。
まずは見た目から入ることが大事。これでブックフェアという名の山の頂に、フラッグを立ててやるわ
格好だけは気合十分だったのにしかしまぁ…
まぁ…広い会場にすごいひとだこと…
出展者が749、来場者数は5万6000人近くというから驚きです!
どれだけ大きい本屋さんにいっても絶対にかないません。
5秒で意気消失気味になったので、冷静に会場をながめてみると…
一般読者がいないなんてぜったいうそですよね?
そこで買いあさってるあなたはマニアですよね??
洋書をめっちゃ笑顔でかかえてるあなたも相当マニアですよね!??
ならば負けられぬーと、俄然闘志を燃やしたわたしは5時間ノンストップで参戦
あれもこれも新刊もすべて20%オフで購入できるし、50%に70%オフ、おまけに作者のサイン本なんかも並ぶ夢のような会場。
おまけに「これ全部持って帰れるかな~、そろそろ重いな~」なんて思い始めたころ、いい具合に会場のあちこちにあるペリカンのマークのブースが背中を押すんですよ。
どこからともなく
「これ全部送っちゃえばいいじゃん!都内なんてすぐ着くよ!!」というペリカンくんの悪魔のささやきが聞こえ、もはや制御不可能に。
文庫本、写真集、画集etc…戦利品が大量すぎて正直まだ読み終わりません。
本ゲル係数が人生最大になった一日でした。
教訓:カードだろうが現金だろうが、そんなの関係ない。ということです。