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★私の頭の中の消しゴム★を観ました。チョン・ウソン、ソン・イェジン★

2005-10-26 13:55:45 | Weblog
★私の頭の中の消しゴム★を観ました。チョン・ウソン、ソン・イェジン★

以前、日本のテレビで放映していたドラマのリメイクだと聞いていたのと、ソン・イェジンがどんな役をするのかな?と気になり観にいきました。ここから映画のストーリーのネタばれありますので↓これから観にいかれる方は読まないで行って下さいね。



若年性のアルツハイマーにかかった女性のお話で、チョン・ウソン、ソン・イェジンの恋愛物語です。ですが、二人の恋愛物語とは言うものの韓国映画やドラマでおなじみのまわりの家族の方もきちんと描かれています。チョン・ウソンと自分を捨てた母親との関係や、不倫をしたソン・イェジンと許してくれた父親との関係など。丁寧に描かれていると思いました。人を許すということは自分の心の中の部屋を開けておく・・・でしたっけ・・・。この台詞にもいろんなことを考えました。捨てられた息子のチョン・ウソンからみれば心に鎧を着てつっぱる気持ちもよくわかるし・・・。二人の物語のようでちゃんと周りの人々の物語も描いていると思いました。

最後のシーンはやっぱり泣いてしまいました。私が「泣き」のスイッチが入ってしまったシーンはチョン・ウソンが介護施設に会いに行くときに車の中で顔に髭剃り用のローションをつけて行くと施設の食堂の中で妻がその香りに気づくところでした。記憶を無くしてしまっても「香り」はちゃんと覚えているというシーンから泣けてしまいました。意外と「香り」って人の記憶として残るように思います。

最後の車の中でのシーンは、記憶が戻っているか、戻っていないかははっきりしていないように感じましたがソン・イェジンがとっても子どものような幸せそうな笑顔だったので良かったな~・・・。

「記憶」するということに今まであまり特別に考えたことが無かったけれど、記憶というのは人生の中での歴史ですもんね・・・。良かったことも悪かったことも、やっぱり全て忘れてしまうと悲しいですよね。
それではまた~。