久喜の六花舎設計 家づくりイズム

埼玉県久喜市で注文住宅を建てる六花舎設計のブログです。
当社の家づくりへの考え方を更新しています。

地震で人が死なない家にしたい

2018-09-22 13:11:14 | 注文住宅日記
こんにちは、埼玉県久喜市の注文住宅、六花舎設計(ろっかしゃせっけい)です。

新築住宅を建てるとき、建築確認申請など国の定めた基準に基づいた書類を作成しますが、耐震基準を記入欄がありせん。

ふと、地震に強い構造についてネットで検索していたら、ちょっと気になる記事を見つけました。

「埼玉県では火災の被害者を救済する目的で始まり、建築費の安さを前面に打ち出し圧倒的なシェアを誇る埼玉県の「○○共済住宅」において、建築基準法の基準を満たしていない建物が多数発覚するという、耳を疑う事件がありました。半公的機関だから利益を追求せず「安かろう悪かろうでは無く地震にも強い」を前面に打ち出している「○○共済住宅」が耐震基準に満たない住宅を多数建築して引き渡していたのです。会見で○○共済住宅の社長が「今までの地震で事故の発生はないため、すぐに倒壊につながるとは考えづらい」と発表されたことに、被災地で様々な倒壊した建物を見てきた▲▲氏は『大きな地震が埼玉では起きていないのに倒壊のおそれが無いとは”何を根拠に!!”』と怒りを持って語られていました。

という記事です。
たしかに、ぎりぎり建築基準法レベルの木造住宅を許容応力度計算すると、耐震等級1に比べて約0.75倍程度の性能しかないという専門家の指摘もあります。基準法レベルでは地震に対して十分な性能を有していない可能性が高いと言えます。
つまり、国の目標の前提が違っている可能性もあるようです。

耐震基準だけに頼らず、地震の怖さを認識し、場合によっては、制震や免震を考えておくべき時代だと思います。

「地震で人が死なない家」が当たり前になりたいものです。


久喜市の注文住宅 六花舎設計
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