路上は一番身近な美術館。

好奇心のフィルターを開放すると、あれもこれもが刺激的な美術館になる。
いつもの道が、ほらこんなに?...

常設展 夕暮れと美術 vol.001

2020-05-05 23:35:00 | 路上美術館
空は美しい。
明るかったり暗かったり、青かったりグレーだったり表情は様々。

そんな空の中でも自分が好きな時間帯のひとつ。夕暮れ時を集めてみた。

青い空に向かってそびえ立つ白い鉄塔、こんな巨大な物まで朱に染める夕陽の力強さ。


夕陽に染まる雲と銭湯の煙突。
湯上がりに最高の景色を眺め、心も蕩ける。


銭湯の屋根と鉄塔越しに眩く輝く夕陽。
浴室の床に桶があたる音が聞こえ、風情も増す。


夕焼け空に向かうひこうき雲。
都電を待ちながら心惹かれ、乗り遅れそうになる。


青かった空が朱にまみれてグラデーションに染まる空。
なんともいえない色に足が止まり、目を奪われる。


どれもなんて事のない日常。
でもその儚い美しさは自分の心を撃ち抜く。

路上はいいぞ。