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ROCKS LOUNGE

It's only ROCK n' ROLL, but you got me ROCKING now

OMEGA ~ASIA~

2011-10-23 | music

あのPOENIXで25年ぶりのオリジナル・メンバーによる奇跡の再結成を果たしたASIA。

2010年には早速復活劇第2弾、OMEGAをリリース。

タイトルどおり2作目ALPHAとの対比(α⇔Ω)で聞いている方も多いが、あまりプログレッシブ・ロックに造詣が深くない私にとって、数少ないプログレ音源としてASIAを見ていることもあり、Time Againのような、もろプログレ曲が欲しかったところ。前作POENIXよりも、よりPOPにチューンナップされている。

しかし、これこそがASIA節なのだろう。3分間のコンパクトで、ある意味様々なPOPな楽曲が並ぶ。そういう点では3作目ASTRAの感覚に近いかな。

ここでもスティーブ・ハウの哀愁漂う枯れた音のギターが秀逸。こういうクラシカルな雰囲気を醸すギターの節回しはなかなかロック・ミュージシャンではいない。ブルース・ロックのDrop A Stone(日本盤ボーナス)も、らしくないのだが、逆にStonesフリークの私には耳に入りやすい。Light The Wayの浮遊感漂いまくりのギターが格好良い。

ASIA節炸裂のFinger On The TriggerやListen Children。聖なるボーカル、ジョン・ウェットンの声も年齢を感じさせず伸びやかだ。

まだまだ健在ぶり。このような変化の激しい時代に、これほどまでに私達の青春“のまま”の音を出し続けてくれるのは、ASIAぐらいだろう。

ASIAと言えば、最もメジャーなのはDon't Cryなのだろうが、ファンの間では酷評気味の3作目ASTRA、本作にも似て3分間POPチューンの名作だと思う。私とASIAとの出会い、ASTRAからのシングル “GO”のPVを見つけたので最後に載せておこう。

ディストーションかけ過ぎのギターは残念ながらマンディ・メイヤーでオリジナル・メンバーではないが、ASIAの中でもマイ・ベストなロック・チューン。この映像の安っぽさが'80年代フレーバーなんだよねぇ。。。

 

 


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