
「クジャクのダンス、誰が見た?」の最終回見ました。
最後をどう締めくくるのか、犯人はわかったので事件のわからなかったところの謎解きでしたが、良かったというか大好きな終わり方をしてくれました。子のドラマ山下心麦(広瀬すず)と父春生(リリー・フランキー)の物語を主軸に置いて、迷路のような過去の一家惨殺事件の森にいる(はず)の真実という名のクジャクを見つけ出す、弁護士松風(松山ケンイチ)との相棒系ロードムービーであり、週刊誌記者神井(磯村勇斗)と冤罪被害者である遠藤力郎(酒向芳)と息子・友哉(成田凌)の揺るがぬ友情と家族の話を描いた物語であり、司法制度の歪み、秘密と隠蔽を暴く社会派ドラマであり、何より、どこで間違えたのか、あるいは誰にでも起こり得るのか赤沢京子(西田尚美)の秘密と嘘を暴き出す上質なサスペンスミステリーでしたね。
☆☆☆☆1/2