北海道を舞台に、駆け出しの小児科医が先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れることのできるPICU(小児専門の集中治療室)を作るため、そして医療用ジェット機の運用実現のために奔走するメディカル・ヒューマンドラマ、倉光泰子脚本X吉沢亮X安田顕X木村文乃主演「PICU 小児集中治療室」第2話「火傷を負った幼い姉弟…「正しい判断」とは?!」見ました。

PICUに重度のやけどを負った6歳の理玖(中村羽叶)が搬送される。武四郎(吉沢亮)は植野(安田顕)から、母親の京子(紺野まひる)と9歳の姉・莉子(田中乃愛)の付き添いを指示された。そんな中、武四郎は莉子の異変に気付き、莉子にも無事、処置が施される。その後、植野から莉子の声が今まで通りには出ないことを伝えられた京子は、莉子には話さないでほしいと頼むが…。
火傷を負った姉と弟の話、医師にとって正しい判断とは何か…重いテーマでした。シングルマザーの代わりに弟に料理を作ろうとした姉の後悔と責任感を見抜いたしこちゃん先生のお手柄も、担当医と母親が決めた判断を自らの正義感から姉に真実を伝えたことで起きた事件。若い頃は、自分の物差しが未熟でまだまだ頼りないものなのに、良かれと思って人を傷つけてしまった経験がある人ならしこちゃん先生の言動も植野先生の叱責に苦い経験を思い起こすでしょうね。木村文乃の演技がイマイチ気に入りませんし、吉沢亮の白すぎるメイクと時々若き渋沢栄一が出てくる言葉遣いが残念。決して悪くないドラマですけど。
☆☆☆1/4