ハイパー事業部長の備忘録

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【信南交通】2台の古参

2014-12-08 23:28:43 | 日記


 飯田市に本社がある「信南交通」は、2台の古参車を展示車として用意していました。







 まず、左側の個体は、1967年式の日野BT51で、現役時代は貸切車として使われていました。現役引退後は、日本バス文化保存振興委員会という団体が引き取って、動態保存しています。なお、この個体は、2006年に公開された、松雪泰子主演の映画「フラガール」のロケで使われたこともあります。





 こちらは、1990年式のエアロスターM(ナンバー:松本22 あ 14-01)です。14-01号車は、導入から24年間にわたって活躍してきましたが、今回のバスまつりでの展示を最後に、現役を引退しました。展示されていた時点で、方向幕と運賃箱は撤去されていましたが、方向幕を抜くのはまだ早かったのでは?、と思うのは私だけでしょうか。

(おまけ・その1)






 日本バス文化保存振興委員会は、先ほどのBT51だけでなく、いすゞのボンネットバスも試乗車として用意していました。写真のバスは、現役時代は山形交通に籍を置いていた個体で、雪の降る山間部を走ることがあったため、足回りは4輪駆動になっています。また、試乗会には、薪(まき)を燃料に用いる、大町エネルギー博物館のボンネットバスも来ていました。

(おまけ・その2)


 長野駅で見かけた信南交通のエアロエース(ナンバー:松本200 か ・737)、この写真を撮ったときは、飯田行きの高速バスとして使われていました。長野~飯田の高速バスは、信南・伊那バス・アルピコ交通の3社が共同で、1日8往復運行されています。なお、この路線は、片道の所要時間が3時間と長いため、WC付きのバスで運行されることが多いようです。


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