日産の不当労働行為認定=派遣の所属労組と団交拒否―神奈川県労委
ラテール rmt 神奈川県労働委員会は27日、日産自動車(横浜市)が元派遣社員3人の所属する労働組合との団体交渉に応じなかったのは不当労働行為に当たると認定し、救済命令を出した。
命令書によると、日産は2008年9月のリーマン・ショックの影響で業績が悪化した09年3月、派遣社員の契約を終了し、3人は派遣元から雇い止めとなった。所属する日本金属製造情報通信労働組合神奈川地方本部が15年10~11月に団体交渉を求めたところ、「使用者ではない」として拒否したという。
県労委は日産が使用者だと認め、同社に団交に応じることなどを命令した。県労委によると、派遣先を使用者と認めるのは珍しいという。
ラテール rmt 神奈川県労働委員会は27日、日産自動車(横浜市)が元派遣社員3人の所属する労働組合との団体交渉に応じなかったのは不当労働行為に当たると認定し、救済命令を出した。
命令書によると、日産は2008年9月のリーマン・ショックの影響で業績が悪化した09年3月、派遣社員の契約を終了し、3人は派遣元から雇い止めとなった。所属する日本金属製造情報通信労働組合神奈川地方本部が15年10~11月に団体交渉を求めたところ、「使用者ではない」として拒否したという。
県労委は日産が使用者だと認め、同社に団交に応じることなどを命令した。県労委によると、派遣先を使用者と認めるのは珍しいという。