飛鉄(HITETSU)

飛行機、鉄道などの撮影のあれこれを綴っています。

14年後の再会と別れ

2016-11-28 07:00:00 | アーカイブDF50
1983年の現役引退後DF50は1号機と18号機を除き 四国で活躍していたカマは順次解体されていった。 18号機は大阪へもらわれていった。1号機だけが多度津工場にて 大切に保管されていた。 毎年行われるイベントにはその姿を見せていたが、ついに展示も 最後になるというので、1997年3月のイベントに行った。 現役引退後初めて見るDF50だった。 14年という時間経過を忘れるぐらいに綺麗に保管されていて とても感動したのを覚えている。 またこの日は構内運転があり添乗できるというので、わずかな区間 運転台に乗車もした。 現役時代には叶うはずもない運転台の乗車だった。 よく覚えていないが、とにかくエンジン室からの音が煩い 部屋だなあぐらいの印象だった。 構内なのでせいぜいノッチは少ししか入れないので 加速時のポンポンが殆ど出ていなく残念に思えた。 そして6X7で撮影した最初で最後のDF50だった。 このイベントを境にDF50の展示はなくなり、伊予西条の 記念館送りになるまでその姿を見せることはなくなったと 記憶している。 オリジナルのポジも6X7ゆえ非常に綺麗である。 6X7で撮影していてよかったと今思う次第だ。 これ以降DF50に出会うのは、16年後の2013年に 交通科学館でのDF5018号機までなかった。    1997年3月30日 多度津工場


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