※みやま203号掲載記事同内容
1月22日(日)理容ひづるにて、田村哲也県講師を招いて「緩パン」の夜間講習が開催された。
お手入れの楽なふんわりアイロンパーマをテーマに、お客様に充分な満足を与えながら、手軽に客単価アップを狙える技術を勉強した。
日曜日という忙しい日程の中、8名の受講者が参加。同時にリモート配信も行い、遠方の熱心な受講者も参加した。
40代男性モデルは、トップと前髪はあまり切らないで、まわりスッキリのフロント系を希望。
田村講師は、丁寧なブロッキングとクリッパーワークで刈り始め、裾の色彩から隠れて見えなくなる細部までこだわった綺麗な2ブロックスタイルを完成させた。
アイロン技術では10㎜の先巻きを使用し、元から立ち上げた毛を毛先に向かってイメージしたデザイン通りに熱を入れいく。
講師の技術でより一層流れるような一連の作業が見て取れた。
最後に「昨今、美容でもアイロン技術が多くなり、理容の十八番とも言える技術が侵食されつつある。得意としているこの技術を、もっと気軽にお客様に楽しんでもらえるようにすることが大切で、単価アップにも繋げてほしい。」と締め括って講習会は終了した。(広報 小林 美雄)