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ワクチンのブースター接種でコロナ感染による死亡が90%減る 著名医学誌に論文

2021-12-27 08:44:17 | 日記
下記の記事は日刊ゲンダイヘルスケアデジタル様のホームページからお借りして紹介します。(コピー)です。

 今年の秋以降、新型コロナウイルスの感染拡大は落ち着きを取り戻しつつあります。しかし、世界的にはオミクロン変異株の出現など、まだまだ予断を許しません。また、2回目のワクチン接種から半年以上が経過した人も多く、感染予防に対する効果の減弱も懸念されています。

 そのような中、世界各国では新型コロナウイルスワクチンのブースター接種(3回目の追加接種)が開始されています。

 日本でも今月から、2回目のワクチン接種を終えた日から8カ月以上経過した18歳以上の方を対象に、ブースター接種が始まっています。

 一方で、ブースター接種の有効性に関する研究データは限られているのが現状です。そんな中、世界的にも有名な医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」の電子版に、新型コロナウイルス感染症に対するブースター接種の有効性を検討した研究論文が2021年12月8日付で掲載されました。
 この研究では、2回目の新型コロナウイルスワクチン(ファイザー社製)接種から5カ月以上経過したイスラエル在住の84万3208人(平均68.5歳)が対象となりました。このうちブースター接種を受けた75万8118人と、ブースター接種を受けていない8万5090人が比較され、新型コロナウイルス感染症による死亡リスクが検討されました。

 54日間にわたる研究期間中、1日の死亡率(10万人当たり)は、ブースター接種を受けた集団で0.16人、ブースター接種を受けていない集団で2.98人であり、ブースター接種によって死亡リスクが90%低下しました。

 研究期間が短いことは有効性の評価に議論の余地をもたらすものの、ブースター接種によって多くの方の命を救える可能性が示されています。
青島周一
勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰
2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

カギは「自分の脳を使う」…認知症にならないための生活習慣6

2021-12-27 08:30:00 | 日記

女性自身様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。

 

厚生労働省発表の認知症患者(2013年)の推計数は462万人。全国で約6千人の高齢者を対象に調査したもので、65歳以上の15%にあたる。同時に認知症予備軍であるMCI(軽度認知障害)患者数も推計約400万人。合計すると862万人になる。

 

認知症はお年寄りの病気と思い込んでいる人は多いが、それは発症年齢。その兆候は40代から表れるという。そこで認知症にならないための生活習慣を紹介!

 

【週に1度は思い切り泣いたり笑ったり!】

映画、ビデオ、読書で週に1度は、感動して泣いたり、思い切り笑って脳を刺激しよう。認知症が進行すると表情が乏しくなってくるのは、感情をつかさどる脳の扁桃体という部分が萎縮してくるため。扁桃体は記憶をつかさどる海馬の隣にあり、喜怒哀楽の感情を海馬に伝える。笑ったり、感動の涙は、扁桃体を刺激することになり、脳にいい影響を与える。

 

【わからないことは辞書で調べる】

わからない漢字などは辞書で調べる習慣を。パソコンやスマホばかりに頼ると脳の「前頭前野」が萎縮する。認知症患者の脳は前頭前野の機能が低下し、記憶や判断力が衰えたり暴力的になったりするといわれている。

 

【買い物リストは暗記しよう】

スーパーなどの買い物はあえてメモを持たず、その日買うものを暗記する。たとえば10種類を買うなら10の数字を意識。買い物しながら思い出していく。両手の指それぞれに親指=にんじん、人さし指=大根など関連づけて覚える方法も○。

 

【毎日手帳に1行日記をつける】

面倒な日記も1行だけなら手軽。後で記憶をたどることで脳に刺激を与える。単なるメモではなく日記なので、「◯◯に行って楽しかった」などと感想も加えること。

 

【安眠できるよう寝室に工夫を】

睡眠は脳の休息時間。不眠状態が続くと脳に負担がかかり、機能が低下しやすい。深い睡眠のときに分泌される成長ホルモンは、脳細胞の成長や修復にも関わるので、脳の新陳代謝が活発になる。質のいい睡眠を得るために寝具や寝室に工夫を。

 

【うつ病の人は認知症になりやすい】

うつ病の症状は、動作が遅くなる、物忘れなど、認知症の症状とよく似ているため間違えられることもある。逆に、「うつ病では?」と診断を受けたら、実はMCI(軽度認知障害)だったというケースも。40歳でうつ病を発症した人が20年後に認知症になる確率は、うつ病でない人の約2倍といわれている。

 

なんでもスマホやパソコンに頼らずに、自分の脳をフルに使うことが認知症予防への道。めんどうなことにはあえて取り組んでみよう!