女性自身様のホームページより下記の記事をお借りして紹介します。(コピー)です。
厚生労働省発表の認知症患者(2013年)の推計数は462万人。全国で約6千人の高齢者を対象に調査したもので、65歳以上の15%にあたる。同時に認知症予備軍であるMCI(軽度認知障害)患者数も推計約400万人。合計すると862万人になる。
認知症はお年寄りの病気と思い込んでいる人は多いが、それは発症年齢。その兆候は40代から表れるという。そこで認知症にならないための生活習慣を紹介!
【週に1度は思い切り泣いたり笑ったり!】
映画、ビデオ、読書で週に1度は、感動して泣いたり、思い切り笑って脳を刺激しよう。認知症が進行すると表情が乏しくなってくるのは、感情をつかさどる脳の扁桃体という部分が萎縮してくるため。扁桃体は記憶をつかさどる海馬の隣にあり、喜怒哀楽の感情を海馬に伝える。笑ったり、感動の涙は、扁桃体を刺激することになり、脳にいい影響を与える。
【わからないことは辞書で調べる】
わからない漢字などは辞書で調べる習慣を。パソコンやスマホばかりに頼ると脳の「前頭前野」が萎縮する。認知症患者の脳は前頭前野の機能が低下し、記憶や判断力が衰えたり暴力的になったりするといわれている。
【買い物リストは暗記しよう】
スーパーなどの買い物はあえてメモを持たず、その日買うものを暗記する。たとえば10種類を買うなら10の数字を意識。買い物しながら思い出していく。両手の指それぞれに親指=にんじん、人さし指=大根など関連づけて覚える方法も○。
【毎日手帳に1行日記をつける】
面倒な日記も1行だけなら手軽。後で記憶をたどることで脳に刺激を与える。単なるメモではなく日記なので、「◯◯に行って楽しかった」などと感想も加えること。
【安眠できるよう寝室に工夫を】
睡眠は脳の休息時間。不眠状態が続くと脳に負担がかかり、機能が低下しやすい。深い睡眠のときに分泌される成長ホルモンは、脳細胞の成長や修復にも関わるので、脳の新陳代謝が活発になる。質のいい睡眠を得るために寝具や寝室に工夫を。
【うつ病の人は認知症になりやすい】
うつ病の症状は、動作が遅くなる、物忘れなど、認知症の症状とよく似ているため間違えられることもある。逆に、「うつ病では?」と診断を受けたら、実はMCI(軽度認知障害)だったというケースも。40歳でうつ病を発症した人が20年後に認知症になる確率は、うつ病でない人の約2倍といわれている。
なんでもスマホやパソコンに頼らずに、自分の脳をフルに使うことが認知症予防への道。めんどうなことにはあえて取り組んでみよう!