
自己にとっての人間の内面、
つまり物質世界とは、
他者の世界の中に
埋没してしまった意識・・
いや、
もっと単純に言ってしまえば、
僕らが他者と呼んでいるもの
そのものに違いない。
この領域にはいった意識は
主体性を持つことができず、
絶えず他者の視線を意識し、
物事に対する価値判断をも
他者に委ねてしまう。
人間の内面、
外面のどちら側に
主に意識を働かせていたか
によって、進化の方向か、
おちていくか
その運命が
決まってしまうことになる。
これはまさに
アヌビスの秤そのものだ。
*アヌビスの秤
古代エジプトの
死者の書死者の魂と
正義の羽がのせられるという
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誰でも
自分自身の創造性や行動に
自信を持っていれば、
優越感や劣等感を持って
他者を攻撃したり、
批判する理由はなくなる。
ほとんどの攻撃や批判は反映側、
つまり他者への依存
が作り出すものなのである。
とりあえずは、
徹底して個体化していくこと
・・・これが
悪の発生を防ぐもっとも
理性的な態度だと言えるだろう。
差別意識やエゴイズムなど、
日常生活の中で、
他者がまみえることによって
発生してくる悪は、
すべて自己の
自立のなさに起因している
といってもいいだろう。
「わたしはこれだけ人のために
尽くしているのに・どうして・・」
という意識が
芽生えてきたら要注意、
せっかくの進化への意思も
そのまま変転して
「ルシフェル的なもの」へと
すぐに変換してしまう。
決して社会や他者側に
主体性を置かないように、
自己の確率度を
しっかりチェックするように
心がけておくことが必要だ。
抜粋・転載文
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