昨日、大牟田市動物園にある、ともだちや絵本美術館では、はしもとみおさん(動物肖像彫刻家)と田中千智さん(作家)の二人の対談がありました。進行役は海外でも活躍されている動物園の冨澤奏子さんです。
大牟田はわたしの故郷ですが、子供たちがこうしてすぐれた表現者の話を、身近に聞ける場所が出来てよかったなあと喜んでいます。紙芝居の実演集団も、遠くから来てくださったようで、子供たちにはたのしい一日だったことでしょう。
林
うつむきながら
歩いていた少年が
顔をあげる
ツクツク ツクッション
ツクツク ツクッション
世界一うつくしい声の
セミがないている
少年は
梢につぶやく
──ここに、いたの。
木、水、土のあるところも宝の場所ですね。私の夢はトンボの来る池がある家でした。
宝の場所、いいですね。ベンチ、元気でしょうかね。
ツクッション、顔上げますねえ、自然に。威張りまくる先生よりもすごいですねえ。
多くの人が関わって出来ました。そして多くの方たちの支えで、子供たちの宝の場所が出来ました。きっと誇りを持って支えておられることでしょう。
大牟田では「ツクッション」と聴いていました。
子どもたちにとっては、何物にも代えがたいものすごい「宝の場所」だと、思います。
「ツクッション」に魅かれます。