サクラノ刻 -櫻の森の下を歩む- の体験版プレイしました。
9月10日体験版が公開されたのですが、如何せんあまりに多すぎてダウンロードできず。11日夕方になんとかできましたが凡そ800MB強、第一章が丸ごと入っておりとても楽しくプレイできました。
シナリオは今更ですが、ハイクオリティで尚且つ前作と比べても同等もしくはそれ以上かもしれません。というのも詳しくは覚えていませんが、神ゲとさえ評価されていた前作を最初プレイした時、いささか拍子抜けした記憶があります。
出だしの部分がゆったりというか冗長というか、なかなか世界観に入っていくまでかなり時間がかかったという感じでしたが、今回は違いました。
懐かしさもあるのでしょうが、いきなり過去の出来事からスタートです。それも前作のラストシーンで、櫻の森の上を舞う朝日と桜の描かれた壁に上書きされた落書きのすべてをひっくるめての芸術を作り上げた瞬間を、屋上から眺めていた御桜 稟の言葉が印象的でした。
それが今作へと続くことを予告していたために、てっきりそれにまつわるものだと思っていたのですが、全く違いました。それよりもずっと昔の、姉の立ち位置である教師で美術部顧問の夏目 藍がまだ弓張学園の学生だった時までさかのぼっていたのです。
そこからの展開がすごい。いきなりトップスピードを思わせる出来。そしていよいよ前作からの続きが二章で語られることになる、という場面で体験版が終了です。
正直なところこの体験版だけでも軽く90点は超える出来。事実いつものサイトでも平均95で、最低でも80点以上でした。いつ発売されるのかわかりませんが、これだけは予約するつもりです。まあ、フトコロが許せばといういつもの情けない文言が付いてますけどね。