R隊定例ハイク、草津白根山登山の後半レポです。
草津白根山の遊歩道最高地点で昼食休憩をとったあと、13時50分、次のポイントに向けて出発しました。
先ほど、最高地点に向かう途中、スルーした分岐を右に曲がり、本白根山の展望所に向けて上がっていきます。ここにも木の階段がありました。
14時13分、本白根山(もとしらねさん)の展望所に着きました。
ここの方が、山頂らしい雰囲気があります。でも山頂ではありません。こちらは南東側の展望。
ここのピークの名称は日本百名山・草津白根山・本白根山・展望所というようです。ここからも360度の展望がきいて、すばらしいピークです。
北側の展望
中央の大きなくぼみは、本白根山の火口跡。 深田久弥氏はここを古代ローマの円形劇場(コロシアム)と形容したそうです。
展望所には、このような石で固めた台があり天板には周りの山を紹介したプレート、そしてサイドにはこの辺りでなくなったクライマーに対する慰霊プレートが貼ってありました。
南西側の展望。
展望所ピークは大きな石がごろごろ。
展望を楽しむR隊の人たち。
お決まりのピークでの記念撮影。
14時28分に本白根山の展望所ピークを下りて帰路に進みます。
15分ほどで鏡池の上を通過。正面のくぼみが鏡池ですが、水がありません。
枯れた木々の中を歩いて行きます。
展望所から1.4kmの分岐地点。ここを手前左側に進みます。そして途中大きくくぼんだ所があり、金属の梯子がかかり、それを下りてからは鉄の階段で上がります。
15時20分、朝通過したロープウェイ山頂駅付近が見えて来ました。
駐車場手前の弓池の横から駐車場に向かいます。
弓池
弓池の向こうのピークは朝登って進んだ逢ノ峰
15時55分、駐車場に戻りザックを置いて、本白根山と反対側のピークに向かいます。そのピーク付近に草津白根山火口展望台があり、そこから湯釜が見えるようです。ここへは15分ほどで行けると言う事で、観光バスやマイカーでやって来る人が多いです。
ピーク付近まで来ると火口展望台がありました。火口にはコバルトブルーの湖面を見せる湯釜がありました。16時を過ぎて暗くなり始めているのと、曇っていることから、ちょっと写真を撮るには条件が悪すぎました。
直径300m、水深30mの美しいコバルトブルーの火口湖。湯釜は、世界一の酸性湖で、魚も住めないほどの強度の酸性だそうです。
湯釜を観た後再び駐車場まで戻り、東京に向かいました。
帰りも中央道がかなり渋滞して、1台は圏央道から関越に抜け、20時に新座駅前に、もう一台は19時30分に府中本町駅前に着きました。
今日の山は2000メートルまで車で上がれるところなので、そこからの歩きでは、標高差もさほどなく、登りというよりは歩くコースでした。天気は曇りであまり良くありませんでしたが、火口源をめぐる遊歩道が整備されていて歩きやすく、そして360度の展望がきくところで、周りの有名な山々を望むことが出来ました。
ここではコマクサの群落保護がされていて、その季節にはたくさんのコマクサが見られるようなので、もう一度その季節に来てみたいところです。
終わり
(R隊ハイク一覧) (Richard's Homepage)
草津白根山といえば草津温泉観光の立ち寄り定番ですが大抵は湯釜見物止り。私も過去に来ましたが、白根山を歩いたのは初めてでした。
曇ってはいましたが、眺望範囲は素晴らしいものがありましたね。晴天を狙って、コマクサの季節にまた別動隊で行きたい山に加わりました。
ここもかなり上まで車で行けて、あとは楽チンで歩けました。こんな山が大好きです(笑)
展望が素晴らしいので、天気の良い時にもう一度行ってみたいところです。