
バリバリネタバレ&やや批判的かつ悲観的な感想多めになってしまいました。現在はまったり二週目までプレイ終了。絵が二枚。
一枚目は公式サイトのキャラクターで見られる三人と一匹ー。(クネリさんはねじ込み損ねました)シセルはもうちょい工夫したかったなあ……。
繰り返しになりますが、ゴーストトリックは見た目や動きの滑らかさが今までに類を見ないもので、個人的にはそれだけで新作買ったかいはありましたともッ!逆裁並みのオーバーアクションを全身で見られるのがインパクト抜群。カバネラさんの動き半端ねえ。男前。白いコート、白くてもあんなに長かったら裾を汚しそうとか思ってしまいました……。

というわけで、二枚目はカバネラさ……ん?この絵はほぼ初描き状態なのですすみません。ある意味一番好きかも。動きとかポーズがいちいち素敵過ぎる。
……ただ、ゲーム部分がわりと一本道だったのと、ストーリー的にはおおいに盛り上がったものの個人的にどうしても腑に落ちないところがあったのが、残念ポイントではありました。
特に、ゲーム部分は初回急いでクリアしたこともあってか、窮屈な感じを受けました。寄り道は二週目で楽しむべきなのかも、と思って二週目はあえていろんな所を見る方向で進めてみましたが、そんなに寄れる道もなさそうだったのが残念です。
例えば一つの場面に「助けても助けなくてもいい人」なんてのがいてくれるとより面白かったかもしれません。「助ける」っていうのも、別に死の運命からではなくて、たとえば「死の運命が展開している横で告白を助ける」みたいな。キッチンチキンの片隅にカップルがいて、片方がプロポーズしようとしていて、ちょっとだけ寄り道したらムードを盛り上げる手伝いができる、とかどうすか。あと、それをできる方法が複数あるとか。もちろんそれは本編のストーリーには絡まず、ただの自己満足で良いから、そういう「+α」がしたかったなー、なんて思います。
……だってそういうのがあったらエンディングを迎えた後のシセルにもやることできるしさ……。アレを抱えたままでも、愉快に過ごせるだろうな、とか想像出来るじゃないですか……。
ストーリー部分を大事にしたかったから、一晩区切りで急いでいるスピード感の方をとって、余分な部分は削った……それはそれでもっともなことだと思いますが、うーん。なんなら前述のおまけ部分、ハードモードと称した二週目限定とかでもいいと思いますしー。
要は、ゲーム部分がストーリーの完全下位におかれていて、特に終盤においては「ストーリーを進めるために」ゲーム部分がある、ってのが一つ目の残念ポイントでありました。
とはいえ、というかだからこそ、というか、二週目プレイお薦めです。初回プレイと全部分かった上でプレイするのとは全然違います。いろんなところに撒いてある伏線を拾っていくのが超楽しいし、「この時のこの電話のところでは確か……あああやっぱり!」みたいな確認ができるのが素敵です。
当初ボリュームが物足りないような気がしていましたが、私は二週目もかなり楽しめたので、それはそこまで問題じゃないと感じました。なんなら三週目もやっちゃうぜ。……というかクリア後の「ハジメカラ」で章選択できることに気づいてなかったので、これからつまみ食いしてきます。
以下ストーリー部分について本格的にネタばれます。
ストーリー部分(ってほどメインの箇所じゃないけど)で一番納得いかねーのは!奴がエンディングで牢屋に入ってるとこですよ!!牢屋を自分の贖罪に、つまりは私用に使うんじゃありません!(まあこれはジョードさんにも言いたいことですが。)しかも大元のスパイ嫌疑は半年後に晴れてるんじゃねーの、っていう……。更新前の世界での復讐劇もろもろを加味したら「プレイヤー的には」それくらい入っていたくなる気持ちはわかるんですけど、更新後世界の公の機関が入れとくのはなんでだー。なんぼなんでも量刑が自己申告制すぎる。濡れ衣の犯罪で、窃盗脱走脅迫?をしてしまったとはいえ「いや俺(別の可能性世界でいろんなことしたから)入っとかなきゃいけないんだ」なんて、10年待たされるフィアンセがかわいそうです!
まあ、ものすごい勝手に補完をすると、濡れ衣発覚後に大元の情報漏洩疑惑の真の犯人の口封じから奴を保護するために特別刑務所に入れられていた、とかも考えられますが。……にしたってなあ……10年は長いよ……。
主人公シセルはたまに口調が逆裁のミツルギっぽくて、笑ってしまいました。それ以外にも「巧節」が全編にわたって盛り込まれていまして、ダヴィンチ2010年8月号を読む限り、それは意図的なもののようだったんですが……私はもうちょっと違う形で見たかった、かな……。
意図的にテイストを踏襲する、なんてことをしなくても、にじみ出るのが作家性じゃなかろうか、と思いますので、もし次に新作を作る機会があったら、かけあいパターンを全部新しくしてやる、くらいの気持ちでお願いしたいところです。
まとまりませんが、ちんたらやってる間にトリロジ届いたからちょっくらプレイしてきます!
一枚目は公式サイトのキャラクターで見られる三人と一匹ー。(クネリさんはねじ込み損ねました)シセルはもうちょい工夫したかったなあ……。
繰り返しになりますが、ゴーストトリックは見た目や動きの滑らかさが今までに類を見ないもので、個人的にはそれだけで新作買ったかいはありましたともッ!逆裁並みのオーバーアクションを全身で見られるのがインパクト抜群。カバネラさんの動き半端ねえ。男前。白いコート、白くてもあんなに長かったら裾を汚しそうとか思ってしまいました……。

というわけで、二枚目はカバネラさ……ん?この絵はほぼ初描き状態なのですすみません。ある意味一番好きかも。動きとかポーズがいちいち素敵過ぎる。
……ただ、ゲーム部分がわりと一本道だったのと、ストーリー的にはおおいに盛り上がったものの個人的にどうしても腑に落ちないところがあったのが、残念ポイントではありました。
特に、ゲーム部分は初回急いでクリアしたこともあってか、窮屈な感じを受けました。寄り道は二週目で楽しむべきなのかも、と思って二週目はあえていろんな所を見る方向で進めてみましたが、そんなに寄れる道もなさそうだったのが残念です。
例えば一つの場面に「助けても助けなくてもいい人」なんてのがいてくれるとより面白かったかもしれません。「助ける」っていうのも、別に死の運命からではなくて、たとえば「死の運命が展開している横で告白を助ける」みたいな。キッチンチキンの片隅にカップルがいて、片方がプロポーズしようとしていて、ちょっとだけ寄り道したらムードを盛り上げる手伝いができる、とかどうすか。あと、それをできる方法が複数あるとか。もちろんそれは本編のストーリーには絡まず、ただの自己満足で良いから、そういう「+α」がしたかったなー、なんて思います。
……だってそういうのがあったらエンディングを迎えた後のシセルにもやることできるしさ……。アレを抱えたままでも、愉快に過ごせるだろうな、とか想像出来るじゃないですか……。
ストーリー部分を大事にしたかったから、一晩区切りで急いでいるスピード感の方をとって、余分な部分は削った……それはそれでもっともなことだと思いますが、うーん。なんなら前述のおまけ部分、ハードモードと称した二週目限定とかでもいいと思いますしー。
要は、ゲーム部分がストーリーの完全下位におかれていて、特に終盤においては「ストーリーを進めるために」ゲーム部分がある、ってのが一つ目の残念ポイントでありました。
とはいえ、というかだからこそ、というか、二週目プレイお薦めです。初回プレイと全部分かった上でプレイするのとは全然違います。いろんなところに撒いてある伏線を拾っていくのが超楽しいし、「この時のこの電話のところでは確か……あああやっぱり!」みたいな確認ができるのが素敵です。
当初ボリュームが物足りないような気がしていましたが、私は二週目もかなり楽しめたので、それはそこまで問題じゃないと感じました。なんなら三週目もやっちゃうぜ。……というかクリア後の「ハジメカラ」で章選択できることに気づいてなかったので、これからつまみ食いしてきます。
以下ストーリー部分について本格的にネタばれます。
ストーリー部分(ってほどメインの箇所じゃないけど)で一番納得いかねーのは!奴がエンディングで牢屋に入ってるとこですよ!!牢屋を自分の贖罪に、つまりは私用に使うんじゃありません!(まあこれはジョードさんにも言いたいことですが。)しかも大元のスパイ嫌疑は半年後に晴れてるんじゃねーの、っていう……。更新前の世界での復讐劇もろもろを加味したら「プレイヤー的には」それくらい入っていたくなる気持ちはわかるんですけど、更新後世界の公の機関が入れとくのはなんでだー。なんぼなんでも量刑が自己申告制すぎる。濡れ衣の犯罪で、窃盗脱走脅迫?をしてしまったとはいえ「いや俺(別の可能性世界でいろんなことしたから)入っとかなきゃいけないんだ」なんて、10年待たされるフィアンセがかわいそうです!
まあ、ものすごい勝手に補完をすると、濡れ衣発覚後に大元の情報漏洩疑惑の真の犯人の口封じから奴を保護するために特別刑務所に入れられていた、とかも考えられますが。……にしたってなあ……10年は長いよ……。
主人公シセルはたまに口調が逆裁のミツルギっぽくて、笑ってしまいました。それ以外にも「巧節」が全編にわたって盛り込まれていまして、ダヴィンチ2010年8月号を読む限り、それは意図的なもののようだったんですが……私はもうちょっと違う形で見たかった、かな……。
意図的にテイストを踏襲する、なんてことをしなくても、にじみ出るのが作家性じゃなかろうか、と思いますので、もし次に新作を作る機会があったら、かけあいパターンを全部新しくしてやる、くらいの気持ちでお願いしたいところです。
まとまりませんが、ちんたらやってる間にトリロジ届いたからちょっくらプレイしてきます!
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